現下の中東情勢、エネルギーであったりとか、また、医薬品を含みます、医療用を含みます化学製品のみならず、委員御指摘のように、肥料であったりとか肥料原料のサプライチェーンの停滞をもたらし、世界全体の肥料供給にも影響が出る、ひいては食料事情というものにも大きな影響が出る懸念というのがあると考えております。
これを受けまして、肥料のサプライチェーンを含みます食料安全保障対応について、G7等の場でも様々な角度から議論を行ってきておりまして、日本も積極的に議論に貢献をしております。
先日、フランスで行われましたG7の外相会談におきましても、エネルギー、重要鉱物、医薬品に加えまして、肥料の安定供給の重要性について議論を行ったところであります。
その上で、根本的な解決のためには、ホルムズ海峡の航行の安全を含めた事態の早期鎮静化を図ることが重要だと考えておりまして、そのための外交努力を引き続き行っていきたいと考えておりますが、今、このホルムズ海峡、こういった状況で、非常に日々混沌としたというか、変化をする中で、特定のカーゴであったりとか特定の物資に限って通過できますよ、こういう状況をつくるのは、率直に申し上げてなかなか難しい部分は私はあるのではないかなと思っております。
いずれにしましても、ホルムズ海峡全体として、また日本を含めたあらゆる船舶が通航できる状況をつくるということが結果的には早道になるのじゃないかなと考えております。
105木木下敏之(参政)
御答弁ありがとうございました。
確かにインド政府がそのような発表をしておるのは存じておりますが、もう既に戦争が始まって一か月半、これから先、本当に末端の農村にまで肥料が行き渡るのかどうかということは是非よく見ていていただきたいと思います。
それで、これから、備蓄制度は余り十分ではないような印象を受けておりますけれども、では、そういったことも含めまして、発展途上国の来年の春以降の収穫にどのような影響が出ると外務省は予想されているのか。今年の秋の収穫については、既に肥料をまいているのでそんなに大きな影響はないと思うんですが、インドとかブラジルとかそういっ…
この発言のページ
106渡渡邊滋外務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
肥料価格高騰及び生産量減少が及ぼす影響につきましては、国ごとに事情や条件も異なりますので、かつ、自国の経済安全保障に関わるというものでもございますので、明らかにされていないことが多く、網羅的、詳細にお答えすることは困難でございます。
その上で申し上げれば、今御指摘もいただきましたけれども、国連食糧農業機関、FAOでございますが、現下の中東情勢による肥料輸入の減少は中東依存度が高いアフリカ、南アジア等の国々が最も影響を受けやすいとして、また、肥料投入量の減少は本年後半の作付、収穫量の減少につながる懸念を表明しているということは承知…
この発言のページ
107木木下敏之(参政)
では、今回、ここが最後になると思いますが、外務大臣にお伺いいたしますが、これから世界全体が肥料が足りなくて食料生産が危うくなるという状態が出てくる可能性もあると思っております。
そうなる前に、日本政府として、アメリカそれからG7、国連に対しまして、このままいくと世界の食料生産が大変な状態になるので、それを防ぐために、取りあえず肥料若しくは肥料関連物資だけでも先にホルムズ海峡を通してくれないかというようなことを緊急議題として提起するべきではないかと思いますが、外務大臣の御見解を伺います。
この発言のページ
- (上の発言)
108
茂木敏充(自民)外務大臣
現下の中東情勢、エネルギーであったりとか、また、医薬品を含みます、医療用を含みます化学製品のみならず、委員御指摘のように、肥料であったりとか肥料原料のサプライチェーンの停滞をもたらし、世界全体の肥料供給にも影響が出る、ひいては食料事情というものにも大きな影響が出る懸念というのがあると考えております。
これを受けまして、肥料のサプライチェーンを含みます食料安全保障対応について、G7等の場でも様々な角度から議論を行ってきておりまして、日本も積極的に議論に貢献をしております。
先日、フランスで行われましたG7の外相会談におきましても、エネルギー、重要鉱物、医薬品に加えまして、肥料の安定供給の重要性について議論を行ったところであります。
その上で、根本的な解決のためには、ホルムズ海峡の航行の安全を含めた事態の早期鎮静化を図ることが重要だと考えておりまして、そのための外交努力を引き続き行っていきたいと考えておりますが、今、このホルムズ海峡、こういった状況で、非常に日々混沌としたというか、変化をする中で、特定のカーゴであったりとか特定の物資に限って通過できますよ、こういう状況をつくるのは、率直に申し上げてなかなか難しい部分は私はあるのではないかなと思っております。
いずれにしましても、ホルムズ海峡全体として、また日本を含めたあらゆる船舶が通航できる状況をつくるということが結果的には早道になるのじゃないかなと考えております。
109木木下敏之(参政)
御答弁ありがとうございました。
例えば肥料製造設備の改修だけ先に先行してやらないかとか、いろいろなアイデアもございますが、何問か積み残したこともございますので、重要な問題だと私は思っておりますので、次回の一般質疑のときにまた続きをさせていただければと思います。
質問を終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
110
國場幸之助(自民)
次に、土橋章宏君。
この発言のページ
111土土橋章宏(みらい)
チームみらいの土橋章宏です。
今日は、質問の時間をいただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、ODA及びJICAの在り方についてお伺いいたします。
現在、日本は各国に対してODAを実施しておりますが、近年は一帯一路を推進する中国と競合するケースもよく見られます。中国は、インフラ整備に加え、教育支援などもしっかり組み合わせることで、影響力を拡大しております。
こうした状況を踏まえると、日本のODAにおいても、従来の慈善という位置づけにとどまらず、投資としての側面をより明確にし、インフラだけではなく、教育支援や産業支援を一…
この発言のページ