梅村みずほ (参政党)

2025年12月2日・第219回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 239 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 280 発言)

ありがとうございます。

基本理念として、かかりつけ医のオンラインが基本だよというふうに言っていただきましたけれども、それが国民一人一人にまで、隅々まで行き渡るかといったら、なかなかそれが難しいというところがあるんですね。

ちなみに、特に一番心配しているのは、精神医療の分野なんです。皆さん検索されたことは、余りある方多くはないと思うんですけれども、精神科、オンライン、即日発行というようなキーワードで私、昨日調べてみましたところ、ちょっと心配になるようなサイトというのがいろいろあるんです。

今この目の前にあります私のパソコンで映し出されているところをちょっと文言読み上げますと、当院グループLINE登録者十万人突破、診察も診断書発行も全てスマホで完結、待ち時間ゼロのオンライン心療内科、精神科ということで、選ばれるポイントとして列挙されている部分があるんですよ。これを見るとちょっと心配になるんです。最短で本日受診できる、平日は零時まで診察受付中、初診から診断書即日発行可能、待ち時間ゼロで受診できるというふうに、何でしょう、非常にポップでキャッチーなサイトになっているんですけれども、こういったところで顔を見たこともないお医者様に数分で診療を終えていただいて、即日診断書が発行されるということに非常に強い危機感を感じているところでございます。

ちなみに、このサイトではQアンドAのところもありまして、うつ病の診断書が欲しいのですがというところがあります。そこのQに対するAでは、うつ病の診断書の発行が可能です、患者様に御指定をされた内容での診断書発行ができるとは限りませんのであらかじめ御了承くださいというような文言と、いろいろと一般的には、一般的なクリニックにおける判断例についてというところで、明らかに二週間以上うつ状態が継続していると判断できる方が一つのポイントになりますというふうに書かれていて、読みよう、取りようによっては、あたかもこういうふうに訴えると取りやすいというふうにも受け取られかねないようなものというのも出てくるわけなんです。

非常に政府が思っている方向と違うものが、既にこの法案の成立前にも出てきているんじゃないかなというふうに思っております。うつというのは、甲状腺だとか副腎皮質ホルモンであるとか脳血管障害だとか、あらゆる身体的な原因で似たような症状が出てくるということもあるというふうに仄聞をしておりますし、鉄が欠乏すればメンタルにも大きく影響が出てくるはずなんですね。

患者の心と体と人生を考えて、身体疾患からくる症状かもしれないというふうに必要な検査を行って、こういった除外診断をしっかりしてから判断するというのが大前提であるはずなんですけれども、そうじゃない医師の方も世の中にはいるだろうと。患者のニーズに応えてぽんぽん診断書出すような、サービス業のような医療機関がないかといったら、政治家もそうですけれども、お医者様もそれぞれの倫理観だったりとか価値観がありますので、必ずしも政府が狙った方向とは限らないわけでございます。

よって、私たち政治家は、性善説によらない仕組みや制度を考えなければいけないというふうに思っているわけでございますけれども、ここで大臣にお伺いしたく思います。必要な除外診断を経てからの診断書発行を義務付けるなど、ある程度の制約が必要ではないでしょうか。

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