西崎寿美外務省大臣官房審議官

2025年11月20日・第219回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 177 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 213 発言)

お答え申し上げます。

ODAは、日本外交を展開するため重要なツールです。ODAを含め日本らしい外交によって相手国の信頼を得ること、そして相手国が経済成長し、購買力を向上することは、様々な日本製品、サービス、農林水産品の輸出を後押しすることにつながります。オファー型協力、民間投資を促す新しいODAの仕組みを使い、各国のニーズに沿った重点投資を行うことにより日本経済へもメリットをもたらすとともに、エネルギー、重要鉱物の安定確保を始めとする経済安全保障等の重要課題に対応してまいります。

具体的に申しますと、本年八月のTICAD9で発表しましたインド洋・アフリカ経済圏イニシアティブの下、ザンビアからモザンビークのナカラ港を経てインド洋とつながるナカラ回廊開発を現在オファー型協力により推進しておりますが、これは同地域への投資促進を通じ、我が国の各種資源に係るグローバルサプライチェーンを強靱化するものです。

また、道路など日本の支援で整備しました質の高いインフラ、資源分野での人材育成など、日本らしい顔の見える開発協力が供与国からも高く評価されております。

引き続き、ODAを活用したグローバルサウスの国々とのきめ細やかな協力を進め、国際社会でのプレゼンス強化や資源の安定供給の確保といった国益にもつなげてまいりたいと考えております。

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