おおつき紅葉 (立憲民主党)

2025年12月11日・第219回国会 衆議院 予算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 219 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 236 発言)

立憲民主党・無所属のおおつき紅葉です。

私は、会派を代表して、政府提出の令和七年度補正予算並びに他会派提出の編成替え動議に反対、立憲民主党、公明党共同提出の編成替え動議に賛成の立場から討論いたします。

政府提出の令和七年度補正予算については、時期、規模、内容、いずれの観点からしても大きな問題を抱えています。

第一に、時期の問題です。私たちは、この間、食料品を始めとする物価の高騰が国民の暮らしを直撃している現状に鑑み、一刻も早い物価高対策の実施を求め続けてまいりましたが、自民党は、党内政局に明け暮れ、補正予算の編成を今日まで遅滞させました。権力闘争に没頭し、国民生活を置き去りにした自民党の責任は極めて重いものと断じざるを得ません。

第二に、規模の問題です。今回の経済対策は、減税措置を含め二十一兆三千億円規模とされていますが、現在のような経済財政状況において、巨額の財政出動や国債発行を行った場合、更なるインフレを助長し、かえって国民生活を窮地に追い込む危険性があります。高市総理は責任ある積極財政をうたっておられますが、その結果、国民の暮らしをリスクにさらすようなことになれば、無責任な放漫財政であると受け取られてもおかしくありません。

第三に、内容の問題です。今回、我々の提案も踏まえ、子供一人当たり二万円の現金給付が盛り込まれたことについては一定の評価をしておりますが、中低所得者層に対する給付が欠如している点は全く不十分であると考えております。とりわけ、この間、給付の対象となってきた住民税非課税世帯には該当しないものの、物価高によって厳しい状況に置かれている、いわゆるワーキングプア層に対する支援が欠けていることは、政治の不作為であり、このまま放置することはできません。

以上の認識に基づき、政府提出の令和七年度補正予算については反対いたします。

一方、立憲民主党、公明党共同提出の編成替え動議については、これらの政府案の問題点を踏まえ、緊要性のない支出を減額、削減し、歳出規模の適正化、国債発行額の縮減を図るとともに、中低所得者層に対する現金給付など、政府案の不足を補うものであることから、賛成いたします。

なお、他会派提出の編成替え動議につきましては、私たちと見解を異にする部分があることから、反対いたします。

今後も、国民の負託に応えるため、政府の施策の問題点をただすとともに、物価高から命、暮らしを守り、賃上げを加速する政策の実現に全力を注いでいくことをお誓い申し上げ、私の討論とさせていただきます。

ありがとうございました。(拍手)

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