植田和男日本銀行総裁

2025年12月9日・第219回国会 衆議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 158 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 382 発言)

お答えいたします。

短期的な金利の動向について余り具体的にコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。

長期金利は、市場で形成されることが基本でございます。

ただ、委員御指摘のとおり、理論上は、長期金利は、先行きの短期金利見通し、私どもの政策に対する予想、それから、国債保有に伴う各種リスクに応じたタームプレミアム、これを加えたもので形成されるものと考えられます。先行きの経済、物価情勢や金融政策、財政政策に対する市場の見方等を反映して、ある程度変動するものであると認識しています。

最近の長期金利はやや速いスピードで上昇していますが、こうした動きについて、市場参加者からは今申し上げた様々な要因が指摘されていると理解しております。

その上で、従来から申し上げておりますとおり、通常の市場の動きと異なるような形で長期金利が急激に上昇するといった例外的な状況においては、市場における安定的な金利形成を促すという観点から、私ども、機動的に国債買入れの増額などを実施する考えでございます。

こうした考え方の下で、市場の動向についてはしっかり見てまいりたいと思っております。

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