西條正明文部科学省科学技術・学術政策局長

2025年12月5日・第219回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 133 発言)

お答えいたします。

先ほど先生からも御紹介いただきましたが、今年、坂口先生、北川先生の両先生がノーベル賞を受賞された。その一方で、御指摘のとおり、先ほど内閣府の方からも答弁ありましたが、文科省といたしましても、大学等の教員の研究時間の低下や、また主要国が大きく大学部門の研究開発費を伸ばす中で我が国は横ばいであること、こういった課題について認識しておりまして、先般、文部科学省に設置いたしました有識者会議において、我が国の科学の再興に向けて、必要な方策などについて提言をまとめていただいたところでございます。

この提言の中では、科学を再興して、科学を基盤として我が国の将来を切り開くため、新たな研究領域への挑戦の抜本的な拡充や研究資金制度の継続的な改善、またAIの利活用など時代に即した研究環境の構築、研究力の強化に向けた経営や人事給与マネジメントの高度化による研究大学の機能強化、これらの基盤となる運営費交付金や基礎研究への投資の抜本的拡充など、まさに委員御指摘の研究者の自主的な研究活動を後押しする取組について御提言をいただいているところでございます。

文部科学省といたしましても、当該提言の内容を来年四月より開始される第七期基本計画に反映いただけるよう、総合科学技術・イノベーション会議基本計画専門調査会において発表したところでございまして、同調査会で示された第七期基本計画の骨子案におきましても、その柱の一つとして科学の再興が示され、議論されたところでございます。

文部科学省といたしましては、若手研究者を始め研究者が魅力的に感じられる、まさに好きなことに取り組める研究環境に抜本的に改善すべく、引き続き、第七期基本計画の策定に向けて関係府省と連携しつつ、しっかりと取り組んでまいります。

前後のやりとり

83の発言を見る

91の発言を見る