山口靖農林水産省農産局長

2025年11月25日・第219回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 203 発言)

お答え申し上げます。

足下の令和七年産の需給状況といたしましては、十月に公表いたしました主食用米の需給見通しでは、令和七年産の米の生産量が七百四十八万トン、令和八年六月末の民間在庫量が二百十五から二百二十九万トンと、直近十年程度で最も高い在庫水準になるということが見込まれておりまして、需要を上回る十分な供給が確保されているというところが昨年までと違うところかというふうに認識しております。

一方で、七年産の米の価格は、かねてからの不足感から集荷競争が激化しておりました関係で、十月末の相対取引価格は、これを反映して、全銘柄平均で玄米六十キロ当たり三万七千五十八円と、調査開始以降最高値を更新しているという現状でございます。

こうした現状でございますが、いろいろな指標を見てみますと、例えば、大手集荷業者の七年産米の九月末までの集荷、販売状況でいけば、例年に比べて、集荷数量は増加、契約数量全体としては減少というような状況でございますが、価格と数量双方を決めている契約の数量、いわゆる相対取引数量が増加しているというような傾向でございます。

また、スーパーなどで販売数量を示すPOSデータのデータを見ますと、新米が出回ってきています九月以降において、令和七年は令和五年及び令和六年よりも増加しているという傾向がございます。

一方で、卸売業者が精米のために必要とした玄米の数量、搗精数量と言われるものですが、これは、過去三年間、同期比で見ると減少傾向ですが、令和四年よりも多い状況ということでございますので、こうした状況を組み合わせて考えますと、一概に、例年と比べて取引が停滞しているということまでは言えない状況かなというふうに理解しております。

いずれにしても、マーケットで価格が決まっていくものでございますので、今後の価格の見通しについて予断を持って申し上げることはできませんが、我々としては、需給と価格の動向をしっかり注視してまいりたいと考えております。

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