公明党の中川宏昌でございます。よろしくお願いいたします。
大臣、御就任おめでとうございます。今日、私は、所信質疑ということで、主に地方の金融機関のことについてお伺いをしてまいりたいと思っております。
まず、地方金融機関の課題についてお伺いしたいと思います。
御承知のとおり、地方におきましては、人口減少、企業数の減少、さらには事業承継の難しさなどもあり、地域の経済基盤そのものが細ってきており、地方銀行また信用金庫、信用組合といった地域金融機関は、伝統的な貸出業務だけでは十分な収益を確保しにくい構造的に厳しい状況に置かれていると認識をしております。今、金利の正常化が徐々に進んでいるとはいえ、直ちに利ざやが大きく改善するわけではなくて、地域経済が弱いところほどむしろ先行きの不透明感が強いのが実情ではないかと考えております。こうした中で、手数料ビジネスとか、また投資信託販売など、いわゆる本業外の収益に頼らざるを得ない構図が強まっているとの指摘もあるところであります。
そこで、まずお伺いさせていただきますが、地域金融行政を所管する金融庁として、地方金融機関の収益環境、そしてその背景にある構造的な課題をどのように認識しておられるのか。現状評価と併せまして、今後のモニタリングの方向性、これについてまずお伺いをさせていただきたいと思います。
182
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
委員御指摘の、今般の不正アクセス事案に関する顧客被害の補償割合やその方法は、各証券会社における顧客のログイン情報の管理状況や顧客に提供していたセキュリティー環境などの事情が異なりますため、一律の補償基準を設定するのではなくて、これらの事情を踏まえながら各社の経営判断により決定するもの、そういうような考えで対応をしているとのことです。
その上で、金融庁で、各証券会社が決定した補償方針について、被害をお受けになった顧客様への丁寧なコミュニケーションを取るよう指示するとともに、投資家が各証券会社の補償方針を知ることができるよう補償内容の公表をするように促して…
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183岸岸田光広(国民)
丁寧な対応をしていただけるとのこと、是非ともよろしくお願いいたします。
時間となりましたので終わりたいと思いますが、本日伺ったテーマについては引き続き本委員会で議論を深めさせていただきたいと考えております。是非ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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184
阿久津幸彦(立憲)
次に、中川宏昌君。
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- (上の発言)
185中中川宏昌(公明)
公明党の中川宏昌でございます。よろしくお願いいたします。
大臣、御就任おめでとうございます。今日、私は、所信質疑ということで、主に地方の金融機関のことについてお伺いをしてまいりたいと思っております。
まず、地方金融機関の課題についてお伺いしたいと思います。
御承知のとおり、地方におきましては、人口減少、企業数の減少、さらには事業承継の難しさなどもあり、地域の経済基盤そのものが細ってきており、地方銀行また信用金庫、信用組合といった地域金融機関は、伝統的な貸出業務だけでは十分な収益を確保しにくい構造的に厳しい状況に置かれていると認識をしております。今、金利の正常化が徐々に進んでいるとはいえ、直ちに利ざやが大きく改善するわけではなくて、地域経済が弱いところほどむしろ先行きの不透明感が強いのが実情ではないかと考えております。こうした中で、手数料ビジネスとか、また投資信託販売など、いわゆる本業外の収益に頼らざるを得ない構図が強まっているとの指摘もあるところであります。
そこで、まずお伺いさせていただきますが、地域金融行政を所管する金融庁として、地方金融機関の収益環境、そしてその背景にある構造的な課題をどのように認識しておられるのか。現状評価と併せまして、今後のモニタリングの方向性、これについてまずお伺いをさせていただきたいと思います。
186石石田晋也金融庁監督局長
お答え申し上げます。
まず、現状でございますが、地域金融機関の足下の状況につきましては、国内金利の上昇を受けた貸出利息の増加等によりまして収益は改善傾向にあるほか、総じて充実した資本基盤を有しておりまして、金融システム全体として見ますと安定しているというふうに認識しておりますが、しかしながら、ただいま御指摘のあったとおり、人口減少、少子高齢化や事業者の趨勢的な減少といった構造的な課題がございまして、特に地方に所在する地域金融機関を取り巻く経営環境は厳しさを増していることは事実だと思っております。また、個人預金も減少している地域金融機関も徐々に増加してい…
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187中中川宏昌(公明)
今、金利正常化の中で収益改善の傾向も見られる、こういった御説明だったというふうに思っております。しかし、地方の現場では、収益悪化の懸念が高まっているという声が結構多くあるところであります。
重要なのは、平均値ではなくて、地域の脆弱性が高い金融機関ほどリスクが集中しやすい、こういう構造だと思っております。貸出需要の縮小、また手数料収益への依存、不動産偏重の融資姿勢、こうした動きは、不祥事また審査の形骸化につながってきた典型的な兆候であるというふうに思っております。
こうした視点を踏まえますと、金融庁におきましては、今後、財務指標だけではなくて、手数料依…
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188石石田晋也金融庁監督局長
お答え申し上げます。
ただいま御指摘ございましたとおり、金融機関の収益環境、収益の見通しというのは厳しいものがございまして、今お話のありましたようなそういった行動様式、あるいは、それを管理する体制、チェックする体制、牽制する体制、さらにはそのビジネスモデル、ガバナンスの体制、こういったものを総合的に、私どもといたしましては、いろいろな角度からモニタリングをして、健全性の確保ということを図っていかなければいけないというふうに思っております。
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