お答えいたします。
私どもの金融政策運営については、現在実質金利が極めて低い水準にあるということを踏まえますと、経済、物価の中心的な見通しが実現していくとすれば、私どもの見通しですが、経済、物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくというのが基本的な考え方でございます。
この点、最近の米国経済や関税政策をめぐる不確実性の低下などを踏まえますと、中心的な見通しが実現する確度は少しずつ高まっていると判断しております。
その上で、十月の私どもの会合で政策金利の据置きを決定いたしましたのは、関税政策による収益の下押し圧力が作用する下でも、我が国企業の積極的な賃金設定行動が途切れることがないかどうかについて、もう少しだけ確認したいと考えたためでございます。今はこうした点を見極めていく段階にあり、特に、来年の春季労使交渉に向けた初動のモメンタムを確認していくことが重要と考えております。現在、様々な一般情報に加えて、本支店のネットワークを通じて情報収集をしているところでございまして、そうした情報を次回以降の決定会合で生かしていきたいと考えております。
日本銀行としては、今後の利上げの是非やタイミングについて、様々なデータや情報を丹念に点検した上で、決定会合において議論し、適切に判断してまいります。
109矢矢崎堅太郎(立憲)
今までの対応が非常に甘いということで、この質問をさせていただいています。またこれからも引き続き質問していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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110
阿久津幸彦(立憲)
次に、三角創太君。
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111三三角創太(立憲)
立憲民主党の三角創太です。
まずは、片山大臣、就任、誠におめでとうございます。さいたま市浦和出身ということで、私も、埼玉十六区ということで、隣の春日部、岩槻から国会に送り出していただいております。財務省の御出身ということで、是非、深い知見と専門的な経験を踏まえて、前向きな答弁をいただければ幸いです。
と申し上げたんですけれども、ちょっと順番的に最初に日銀の方からお伺いをさせていただきたいと思います。まずは、日銀の利上げの対応についてお伺いをさせていただきます。
高市総理の就任以来、円安が更に進行しておりまして、物価高が今後更に加速をする懸念がござい…
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- (上の発言)
112植植田和男日本銀行総裁
お答えいたします。
私どもの金融政策運営については、現在実質金利が極めて低い水準にあるということを踏まえますと、経済、物価の中心的な見通しが実現していくとすれば、私どもの見通しですが、経済、物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくというのが基本的な考え方でございます。
この点、最近の米国経済や関税政策をめぐる不確実性の低下などを踏まえますと、中心的な見通しが実現する確度は少しずつ高まっていると判断しております。
その上で、十月の私どもの会合で政策金利の据置きを決定いたしましたのは、関税政策による収益の下押し圧力が作用する下でも、我が国企業の積極的な賃金設定行動が途切れることがないかどうかについて、もう少しだけ確認したいと考えたためでございます。今はこうした点を見極めていく段階にあり、特に、来年の春季労使交渉に向けた初動のモメンタムを確認していくことが重要と考えております。現在、様々な一般情報に加えて、本支店のネットワークを通じて情報収集をしているところでございまして、そうした情報を次回以降の決定会合で生かしていきたいと考えております。
日本銀行としては、今後の利上げの是非やタイミングについて、様々なデータや情報を丹念に点検した上で、決定会合において議論し、適切に判断してまいります。
113三三角創太(立憲)
日米関税交渉についての不確実性ということも御指摘がありましたけれども、既に日米関税交渉については御案内のとおり妥結しておりますので、その後の賃上げ等の不確実性というのは確かに一定あるかもしれませんけれども、この間も、例えば自動車メーカー、大手などの中間の決算の発表などもあったというふうに思いますので、ある程度はもうこれは見えてきているんじゃないかなというふうに個人的には考えております。
また、賃上げの動向についてということですけれども、必ずしも来年の春闘まで待たなきゃいけないということでもなくて、例えば冬のボーナスとかということで一定の情報は得られると…
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114植植田和男日本銀行総裁
為替相場の水準や評価について、私どもから具体的にコメントすることは差し控えさせていただきます。
為替レートは、経済、金融のファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが重要と考えております。
その上で、日本銀行としましては、引き続き、二%の物価安定の目標を持続的、安定的に実現するという観点から、適切に金融政策を運営してまいります。
金融・為替市場の動向については、今後ともしっかりと注視してまいりたいと思っております。
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115
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
申し上げます。
御承知のように、為替相場は非常に多様な要因を背景に市場において決まるものでありますので、何か特定の理由のみにおいてどうこうということがあるというのではないと。そして、為替相場に与える影響がどうだということを一概に申し上げることも非常に困難でございまして、また、そのコメントによっては更にそれが市場に不測の影響を及ぼすので、控えさせていただきますが、足下の動きとしては一方向な、また急激な動きが見られることを憂慮しております。
為替相場は、ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要でありまして、政府としては、投機的な動向も含め、…
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