御指摘のプライマリーバランス目標、PB目標につきましては、先般、高市総理は、中期的に債務残高対GDP比の引下げを安定的に実現する中、必要に応じてプライマリーバランスの目標年度についても再確認を行う、今後の課題として、単年度ごとのPB黒字化目標の達成状況を見ていく方針を、数年単位でバランスを確認する方向に見直すことを検討しているという旨を申し上げているわけでございます。
いずれにしても、プロセスがこれから必要でございますので、今後の予算編成、八年度のものも含めて、それから一月には毎年内閣府が中長期試算の状況を出しますので、この数字がある程度必要でございますから、これを見極めながら、これをどのように明確化していくかについて私どもに対して指示をすると。そうしていかないと、市場の、ある程度、スペキュレーションを招いても困るので、きちっとしていくということになっております。
前体制におけるいわゆる骨太の方針に何が書いてあったかというと、二〇二五年度から二〇二六年度を通じて、可能な限り早期の国、地方を合わせたPB黒字化を目指すというふうにされて、その三行後に、必要に応じ目標年度の再確認を行うと。その上で、最後に、債務残高の対GDP比を、まずはコロナ禍前の水準に向けて安定的に引き下げるということが書いてありまして、この目指すということにおいて、その方向を完全に下げたわけではないと申し上げているのは、委員の御心配になるほど、真っ向から対立するとか矛盾するとかいうものではなくて、確かに方針の転換ではございます、それは確かでございますが、何とかこのようにして安定的に運営のできる目標を作っていくということではないかと我々は確信しておりますので、またよろしく御指導をお願いいたします。
40
大串博志(立憲)
大臣の発言をマーケットの皆さんは逐一お聞きになっていらっしゃいます。マーケットに関わる話をしておりますので、当然ですよね。
今、アルゼンチンやロシアのケースを引き出されて、そこと比較するのはどうか、三千分の一の為替減価のような状況と比較するのはどうかというふうに言われましたが、お気をつけいただいた方が私はいいんじゃないかと思うんですね、そういう発言は。というのは、逆にマーケットの人は読みますよ。ロシアやアルゼンチンの減価のレベルではないからいいんだというふうに思われているやにも私は今聞こえました、正直申し上げて。
最近の、いわゆる日本のような経済大国…
この発言のページ
41植植田和男日本銀行総裁
お答えいたします。
為替の動きと物価の関係ということでございますけれども、申し上げるまでもなく、為替の円安の進行は輸入物価を押し上げまして、それが国内物価に転嫁されていくということにより、消費者物価の押し上げ要因になります。過去と比べますと、最近、企業の賃金、価格設定行動が積極化するという動きが目立っておりますので、為替の変動が物価に及ぼす影響が大きくなる可能性がある点には留意が必要であると考えております。
更に申し上げれば、こうした経路を通じた物価上昇が、予想物価上昇率への影響を通じて、物価の基調、基調的な物価上昇率に影響する可能性についても私ども…
この発言のページ
42
大串博志(立憲)
私、今、マクロ経済政策運営という観点からすると、相当慎重さを要する状況になっているんじゃないかと思うんですよね。金融をこれまで拡張してきた結果、それをしかも財政が受け付けてきた結果、相当なインバランスが日本の経済の中にあってしまっていると思っているんですよ。それが円の価値を下げてしまっていて円安になっている、物価高になってしまっている、物価高が更に経済を押し下げて、押し下げてはいるんだけれども、物価高が逆に税収を上げることによってインフレ税の状況になっていて、財政は改善してしまっているというような状況にあると思うんですね。
その中で財政政策はどうあるべ…
この発言のページ
- (上の発言)
43
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
御指摘のプライマリーバランス目標、PB目標につきましては、先般、高市総理は、中期的に債務残高対GDP比の引下げを安定的に実現する中、必要に応じてプライマリーバランスの目標年度についても再確認を行う、今後の課題として、単年度ごとのPB黒字化目標の達成状況を見ていく方針を、数年単位でバランスを確認する方向に見直すことを検討しているという旨を申し上げているわけでございます。
いずれにしても、プロセスがこれから必要でございますので、今後の予算編成、八年度のものも含めて、それから一月には毎年内閣府が中長期試算の状況を出しますので、この数字がある程度必要でございますから、これを見極めながら、これをどのように明確化していくかについて私どもに対して指示をすると。そうしていかないと、市場の、ある程度、スペキュレーションを招いても困るので、きちっとしていくということになっております。
前体制におけるいわゆる骨太の方針に何が書いてあったかというと、二〇二五年度から二〇二六年度を通じて、可能な限り早期の国、地方を合わせたPB黒字化を目指すというふうにされて、その三行後に、必要に応じ目標年度の再確認を行うと。その上で、最後に、債務残高の対GDP比を、まずはコロナ禍前の水準に向けて安定的に引き下げるということが書いてありまして、この目指すということにおいて、その方向を完全に下げたわけではないと申し上げているのは、委員の御心配になるほど、真っ向から対立するとか矛盾するとかいうものではなくて、確かに方針の転換ではございます、それは確かでございますが、何とかこのようにして安定的に運営のできる目標を作っていくということではないかと我々は確信しておりますので、またよろしく御指導をお願いいたします。
44
大串博志(立憲)
これからPBの目標に関しては指示を出すということを予算委員会で言われていましたね、これからと。だから、今、かちっとした目標がない中で、しかも、二十一兆を超える大きな財政支出になるというのは、かなりしるべなき航海に出ているような感じが私はしていて、多分、マーケットもそこを心配しているんだと思うんですよ。一体責任ある積極財政というのはどこまで何が行っちゃうんだろうか、二十一兆円か、こういうふうな感じになっていると思うので、私は、マーケットとの対話は本当にセンシティブに行っていただきたいと思うし、かつ、ワイズスペンディングと言われましたけれども、本当にそこはし…
この発言のページ
45
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
高市内閣の経済成長戦略、成長力の強化ということの肝の一つが官民の投資でございまして、やはりアベノミクスの三本の矢では、三本目の規制改革だけでは民間の投資がはっきり言ってそんなに出てこなかったということはもう顕著でございまして、そのことについては既に国会で総理も何回か答弁をさせていただいておりまして、諸外国を見ても、ある程度国や公的分野が引っ張らないと、特に、こうやって最先端分野で、時間を置いたらもう負けるというようなことで競争する場合はそうだというのは信念でございますので、そういった分野の投資は確かに積んでおりますが。
非常に今回、予算委員会の質疑でも…
この発言のページ
46
大串博志(立憲)
今日のでき上がりの姿を見ますが、くれぐれも、旧態依然とした産業政策関連補助金、業界縦割りの補助金で財政を浪費することがないようにお願い申し上げて、質疑を終わります。ありがとうございました。
この発言のページ