この日本では、災害が激甚化して頻発化しているんですよね。もうそんな悠長なことを言っている場合じゃないんじゃないですか。こうしたネットワークとか現場の連携を無償のボランティアに頼るのはやめた方がいいです。行政はノウハウがないんですよ。先ほどもほかの委員からもありましたけれども、避難所の運営とか技術系の支援の在り方とか、例えば、ブルーシートの張り方、あるいは土砂撤去のやり方、こうしたところを職員は分からないんですよ。それをずっと、阪神・淡路大震災以降、災害NPOが蓄積と知見、技術を積み上げてきているんですね。ここを、防災庁設置の中でも、先ほど大臣言われていましたが、蓄積、しっかり政府の中にためて、それを活用していくということがこれからの方向性なんじゃないですか。
本当にやるべきは、公助を支えるための共助にもしっかり予算をつけなければ被災者支援につなげることはできない、ここなんです。このことが教訓だということを、是非、大臣、しっかり認識をしていただきたい。
そして、牧野大臣にも、最後、一問お伺いします。
防災庁の骨格について、先日報道が出ておりましたが、ほぼ閣法の案はでき上がっている、こうお聞きしています。
今日お伺いした中間支援組織の位置づけ、そして専門性ある災害NPOや民間団体との連携というのはどのように位置づけられているのか。これは日本の防災力にとって必要不可欠かつ重要な柱であると思いますので、お答えください。また、それは、NPOや民間と連携重視と言っているわけですから、事前に防災庁設置準備アドバイザー会議に入っている構成員にも当然知らされていますよね。お答えください。
150
あかま二郎(自民)国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)
今御指摘のある被災者援護協力団体の登録制度でございますけれども、さきの通常国会で成立した災害対策基本法等の一部改正をする法律案により創設されたもので、本年七月一日の施行以降順次、登録、申請、受付、今先生御指摘のとおり、十一月末時点で十団体。これにあって、内閣府防災は、この制度の趣旨として、登録団体の活動内容、さらには活動実績等の情報を全国の自治体と広く共有することで連携体制づくりの後押しを図って、もって、発災直後からきめ細かく質の高い被災者支援を実施しているところでございます。
もちろん、これからも様々な団体に協力いただけるよう、またNPO等にも数多く…
この発言のページ
151
櫛渕万里(れいわ)
大臣、質問に答えてください。中間支援団体や、実効性ある制度にするために提言しているんです。
こうした制度設計が何で問題になるかといえば、初めから、官民連携と言いながら、現場を知る中間支援組織や災害NPOの専門性ある人たちと事前に話をしない、そして制度設計に関わらせない。一方的に後から登録してくれと言ったって、それは実態として機能しません。
今、災害が発生するたびに、現場では、災害NPO、行政、社会福祉協議会、地域による行政書士会や司法書士会、土地家屋調査士会など士業団体や企業など、多様な主体が連携することが不可欠ですよね。これは本当に反省していただき…
この発言のページ
152横横山征成内閣官房防災庁設置準備室次長/内閣府政策統括官
お答えいたします。
被災者援護協力団体を含めて、ボランティア団体等に対して直接的に財政支援をすることに関しては、先生も御案内かと思いますけれども、我々、いろいろな論点があるということで、そういうふうな予算計上はしてございません。
一方で、ボランティア団体に関しては、いろいろなボランティア団体ともいろいろお話をさせていただいて調整した結果として、本年の一月から交通費補助事業を始めてございます。ボランティア団体に対する支援はまずこういうところから始めて、自主性と我々の支援とのバランスを取っているところでございます。
この発言のページ
- (上の発言)
153
櫛渕万里(れいわ)
この日本では、災害が激甚化して頻発化しているんですよね。もうそんな悠長なことを言っている場合じゃないんじゃないですか。こうしたネットワークとか現場の連携を無償のボランティアに頼るのはやめた方がいいです。行政はノウハウがないんですよ。先ほどもほかの委員からもありましたけれども、避難所の運営とか技術系の支援の在り方とか、例えば、ブルーシートの張り方、あるいは土砂撤去のやり方、こうしたところを職員は分からないんですよ。それをずっと、阪神・淡路大震災以降、災害NPOが蓄積と知見、技術を積み上げてきているんですね。ここを、防災庁設置の中でも、先ほど大臣言われていましたが、蓄積、しっかり政府の中にためて、それを活用していくということがこれからの方向性なんじゃないですか。
本当にやるべきは、公助を支えるための共助にもしっかり予算をつけなければ被災者支援につなげることはできない、ここなんです。このことが教訓だということを、是非、大臣、しっかり認識をしていただきたい。
そして、牧野大臣にも、最後、一問お伺いします。
防災庁の骨格について、先日報道が出ておりましたが、ほぼ閣法の案はでき上がっている、こうお聞きしています。
今日お伺いした中間支援組織の位置づけ、そして専門性ある災害NPOや民間団体との連携というのはどのように位置づけられているのか。これは日本の防災力にとって必要不可欠かつ重要な柱であると思いますので、お答えください。また、それは、NPOや民間と連携重視と言っているわけですから、事前に防災庁設置準備アドバイザー会議に入っている構成員にも当然知らされていますよね。お答えください。
154
牧野たかお(自民)復興大臣
お答えします。
まず、予算の骨格、組織の骨格は、まだそこまで至っておりません。
そしてまた、ボランティア団体との連携、そうしたものは、もちろん、これからの防災庁をつくる上で重要な要素だと思っておりますので、これからどういう形で連携をしていくかということをしっかり検討をしていきたいと思っています。
この発言のページ
155
櫛渕万里(れいわ)
通常国会に出される閣法はほぼでき上がっているとお聞きしています。違うんですか。もう十二月です。
この発言のページ
156
牧野たかお(自民)復興大臣
私のところにもまだ、その骨格というか、法案の中身についてはまだ示されておりません。
この発言のページ