与党でお決めになることというか、与党が主導権を握っているというような御答弁でございますけれども、巨視的に見ると、これは大臣にお聞きしたいんですけれども、国政選挙というのは衆参ございますので、大体二、三年に一回巡ってきます。そのたびごとにルートが元に戻っちゃうんですね、日本の整備新幹線というのは。
先ほど鉄道局長からの御説明もあったように、この小浜・京都ルートが決まったのは、ほぼ十年近く前です。それがいまだに、参議院選挙が終わると、京都府においてはこのルートが選挙の争点にされ、決定したはずのルートが、いや、決定していないかのような形で、国民から見ると、これは国家百年の計でしょう、東京と大阪という日本の二大都市を結ぶ第二国土軸をどのように通していくかという、国家の経済的な合理性であるとか地域の発展であるとか、そういうことを本当に議論を重ねながら、やっとこの小浜・京都ルートというのが十年近く前に決まりました。それが、また国政選挙を七月にやると、いやいや、米原も舞鶴もみたいな形で、また手戻り感が非常にあるんですよ。
専制国、アジアの大陸国家なんかは、ばっとルートを決めたらすぐスタートしますので、十年という時間がまた無駄になるのか、いつ開通するのか、国益という巨視的なものを考えると、選挙のたびにこうやってぐらぐらぐらぐら揺れるということは、私は国益にはそぐわないと思うんですけれども、やはり、国家百年の計、東京―大阪の第二国土軸をどのルートで通していくのか、これは安定的に国民に示すべきだろうと私は思うんです。
ですので、時の国政選挙で毎回ぐらぐら揺れてしまうこの新幹線のルート決定のスキームの在り方、国民への説明責任を果たしていくお立場として、どのようにあるべきだとお考えですか。
194五五十嵐徹人国土交通省鉄道局長
お答えいたします。
北陸新幹線敦賀―新大阪間については、平成二十八年度に与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおいて、関係自治体、経済界、JRなどの幅広い関係者からのヒアリングを経て、速達性、利便性などを総合的に勘案し、小浜・京都ルートとすることが決定をされました。
その後、小浜・京都ルートを前提に、環境影響評価法に基づく手続を進めるとともに、令和五年度から、北陸新幹線事業推進調査として、従来、工事実施計画の認可後に行っていた調査も含め、施工上の課題を解決するための調査を先行的、集中的に実施しているところです。
さらに、この小浜・京都ルートにつ…
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195斉斉木武志政府参考人など
今、与党に関して御言及もありましたけれども、その与党の枠組みが変わりましたね。自民党、公明党さんから、自民党、維新さんに変わられた。
十一日、今月ですけれども、維新さんから高市総理大臣に対して、この提言書が出されました。新たな総合経済対策の提言ですけれども、その中の十二ページに、北陸新幹線のこの敦賀―新大阪間については、ほかの合理的なルートへの変更を検討することというふうに盛り込まれています。
まさに与党の中から、今のルートではなくて、ほかの合理的なルート変更を検討するべしという提言が出されておるんですけれども、この提言に関しては、どのように受け止め…
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196五五十嵐徹人国土交通省鉄道局長
お答え申し上げます。
北陸新幹線敦賀―新大阪間につきましては、委員御指摘の提言書を始めとして、整備に向けた議論の進め方などについて様々な御意見があると承知しております。
また、報道ベースではございますが、今後、自由民主党と日本維新の会でプロジェクトチームを構成して議論されるものと承知しており、まずは与党において御議論が進められていくものと考えております。
繰り返しになりますが、国土交通省としては、一日も早い全線開業に向けて、与党での御議論も踏まえつつ、引き続き、鉄道・運輸機構とともに、丁寧かつ着実に取り組んでまいります。
以上でございます。
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- (上の発言)
197斉斉木武志政府参考人など
与党でお決めになることというか、与党が主導権を握っているというような御答弁でございますけれども、巨視的に見ると、これは大臣にお聞きしたいんですけれども、国政選挙というのは衆参ございますので、大体二、三年に一回巡ってきます。そのたびごとにルートが元に戻っちゃうんですね、日本の整備新幹線というのは。
先ほど鉄道局長からの御説明もあったように、この小浜・京都ルートが決まったのは、ほぼ十年近く前です。それがいまだに、参議院選挙が終わると、京都府においてはこのルートが選挙の争点にされ、決定したはずのルートが、いや、決定していないかのような形で、国民から見ると、これは国家百年の計でしょう、東京と大阪という日本の二大都市を結ぶ第二国土軸をどのように通していくかという、国家の経済的な合理性であるとか地域の発展であるとか、そういうことを本当に議論を重ねながら、やっとこの小浜・京都ルートというのが十年近く前に決まりました。それが、また国政選挙を七月にやると、いやいや、米原も舞鶴もみたいな形で、また手戻り感が非常にあるんですよ。
専制国、アジアの大陸国家なんかは、ばっとルートを決めたらすぐスタートしますので、十年という時間がまた無駄になるのか、いつ開通するのか、国益という巨視的なものを考えると、選挙のたびにこうやってぐらぐらぐらぐら揺れるということは、私は国益にはそぐわないと思うんですけれども、やはり、国家百年の計、東京―大阪の第二国土軸をどのルートで通していくのか、これは安定的に国民に示すべきだろうと私は思うんです。
ですので、時の国政選挙で毎回ぐらぐら揺れてしまうこの新幹線のルート決定のスキームの在り方、国民への説明責任を果たしていくお立場として、どのようにあるべきだとお考えですか。
198
金子恭之(自民)国土交通大臣
お答えいたします。
今、鉄道局長からるるお話をしましたけれども、整備新幹線の整備に当たっては、これまでもそのときの与党の御議論も踏まえつつ、ルートを決定してきております。
委員御指摘の北陸新幹線敦賀―新大阪間についても、平成二十八年に与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおいて、関係自治体、経済界、JRなど幅広い関係者からのヒアリングを経て、速達性、利便性等を総合的に勘案し、小浜・京都ルートとすることが決定されたと承知をしております。
このようなプロセスは、様々な関係者の意見等を踏まえ、かつ、そのときの民意を得た与党の御議論の結果が反映されるも…
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199斉斉木武志政府参考人など
時の与党がやはり主語になっておりますけれども、私は、今回の与党構成は評価しているんですよ。なぜかといいますと、やはり京都と大阪にこれからレールを通していこうという小浜・京都ルート案ですので、鍵になってくるのは京都府議会、大阪府議会でしっかりこれが承認していただけるかどうか。やはり、工事を始めるには、予算を毎年、府の予算を可決していただかなければ工事の代金を払えませんので、そういった意味で、維新さんが与党に入られた、大阪は十九小選挙区全て維新さんが勝っている、府議会でも市議会でも圧倒的な議席を握っている、そこが意思決定に参画されるということは、私は不可欠な…
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200五五十嵐徹人国土交通省鉄道局長
お答えいたします。
貸付料についてお尋ねがございましたので、まずそれを御説明いたします。
整備新幹線の整備を進める上では、まずは法令で整備財源とされている貸付料をしっかり確保していくことが肝要であると考えております。
貸付料については、鉄道・運輸機構が整備新幹線の施設をJR各社に貸し付ける際、受益の範囲で収受しておりますが、整備新幹線として初めて開業した北陸新幹線高崎―長野間の現行の貸付契約期間は、平成九年十月の開業から令和九年九月末までの三十年間とされております。
そこで、それ以降の取扱いなどを含め、今後の整備新幹線の貸付の在り方について議論す…
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