最後の質問者となりました中村はやとです。この度も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
今から二十二年前なんですが、私は大臣の選挙区である東京三区の方に居住しておりました。当時はまだ高校二年生だったんですけれども、恐らくなんですが、大臣が初出馬された第四十三回衆議院選挙、あのときに大臣が駅の前で一人でしゃべっている姿を拝見いたしました。あのときに、政治家というのは大変なんだな、孤独との闘いなんだなということをしみじみと感じたことを昨日のことのように覚えております。
あれから二十二年たって、改めてこのように大臣と対峙しますと、胸に込み上げてくる感慨深いものがあります。改めて、気候変動が著しい昨今の中で、日本のみならず、世界の気候問題を牽引していただけるような、そういった活躍を心から御祈念を申し上げて、質問に入らせていただきます。
まず、この度、ブラジル・ベレンにおきまして開催されました第三十回気候変動枠組み条約締結国会議、いわゆるCOP30において、我が国は環境省を中心とする代表団を派遣し、ジャパン・パビリオンを通じて我が国の技術と知見を世界に示しました。水素やアンモニア、CCSなど、移行期を支える技術の紹介は国際社会から一定の注目を集めたところであります。大臣も昨日お帰りになられたとのことで、大変お疲れさまでございました。
他方、我が国首相の出席はなく、国際社会における存在感を十分に示すことができなかったことは、素直に課題として受け止めなくてはなりません。また、環境NGOから化石賞を授与されるなど、厳しい批判も受けました。これは我が国の取組がなお改善を要するものを示すものであります。
しかしながら、困難な状況の中で現地に赴き、粘り強く交渉を重ね、未来世代のために尽力された代表団、企業、研究者、そして市民社会の皆様に対し、ここに心からの敬意と感謝を表します。彼らの努力こそが我が国の国際的責務を支えるということを実感いたします。
この成果と批判の双方を真摯に受け止め、今後更に脱炭素社会の実現に向けて歩みを進めることを誓うものであります。
そして、改めて、COP3の京都議定書、COP21のパリ協定、そしてCOP30の現在までの間に、温暖化は依然として進行しております。国際的な枠組みは強化されましたが、世界の平均気温は上昇を続け、排出量も増加傾向にございます。つまり、制度は進化しましたが、温暖化の進行は止まっていないというのが私の現状認識です。
そこで、一九九七年に京都で採択されたCOP3、京都議定書が果たしてきた、特に脱炭素を始めとした世界の環境問題への影響について、石原大臣はどう見るのか、御所見を伺いたいと思います。
159
泉健太(立憲)
時間がありますので。
この発言のページ
160竹竹上裕子政府参考人など
はい、分かりました。
今のお答え、ありがとうございます。
帳簿につけるという手作業以上に、今は本当に、入力すれば一発で分かる、また一発で連絡も入る、そういうデジタル構築もできるかと思いますので、そのような体制も含めて、先進的なDX化、そういうのも進めていただきたいと思います。
本日はどうもありがとうございました。
この発言のページ
161
泉健太(立憲)
次に、中村はやとさん。
この発言のページ
- (上の発言)
162中中村はやと政府参考人など
最後の質問者となりました中村はやとです。この度も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
今から二十二年前なんですが、私は大臣の選挙区である東京三区の方に居住しておりました。当時はまだ高校二年生だったんですけれども、恐らくなんですが、大臣が初出馬された第四十三回衆議院選挙、あのときに大臣が駅の前で一人でしゃべっている姿を拝見いたしました。あのときに、政治家というのは大変なんだな、孤独との闘いなんだなということをしみじみと感じたことを昨日のことのように覚えております。
あれから二十二年たって、改めてこのように大臣と対峙しますと、胸に込み上げてくる感慨深いものがあります。改めて、気候変動が著しい昨今の中で、日本のみならず、世界の気候問題を牽引していただけるような、そういった活躍を心から御祈念を申し上げて、質問に入らせていただきます。
まず、この度、ブラジル・ベレンにおきまして開催されました第三十回気候変動枠組み条約締結国会議、いわゆるCOP30において、我が国は環境省を中心とする代表団を派遣し、ジャパン・パビリオンを通じて我が国の技術と知見を世界に示しました。水素やアンモニア、CCSなど、移行期を支える技術の紹介は国際社会から一定の注目を集めたところであります。大臣も昨日お帰りになられたとのことで、大変お疲れさまでございました。
他方、我が国首相の出席はなく、国際社会における存在感を十分に示すことができなかったことは、素直に課題として受け止めなくてはなりません。また、環境NGOから化石賞を授与されるなど、厳しい批判も受けました。これは我が国の取組がなお改善を要するものを示すものであります。
しかしながら、困難な状況の中で現地に赴き、粘り強く交渉を重ね、未来世代のために尽力された代表団、企業、研究者、そして市民社会の皆様に対し、ここに心からの敬意と感謝を表します。彼らの努力こそが我が国の国際的責務を支えるということを実感いたします。
この成果と批判の双方を真摯に受け止め、今後更に脱炭素社会の実現に向けて歩みを進めることを誓うものであります。
そして、改めて、COP3の京都議定書、COP21のパリ協定、そしてCOP30の現在までの間に、温暖化は依然として進行しております。国際的な枠組みは強化されましたが、世界の平均気温は上昇を続け、排出量も増加傾向にございます。つまり、制度は進化しましたが、温暖化の進行は止まっていないというのが私の現状認識です。
そこで、一九九七年に京都で採択されたCOP3、京都議定書が果たしてきた、特に脱炭素を始めとした世界の環境問題への影響について、石原大臣はどう見るのか、御所見を伺いたいと思います。
163
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
お答え申し上げます。
一九九七年のCOP3で採択された京都議定書は、温室効果ガスの削減について法的拘束力を有する初めての国際枠組みであり、地球温暖化の防止のために重要な一歩であったというふうに考えております。
一方、先進国のみの削減義務が課せられ、途上国には削減義務がなかった点など、課題もあったというふうに理解しております。
このため、二〇一五年に、途上国を含む全ての締約国が参加する枠組みであるパリ協定が採択され、世界共通の一・五度目標が共有されるに至ったというふうに認識しております。
この発言のページ
164中中村はやと政府参考人など
改めて京都議定書の役割について確認をさせていただいたところでございます。
皆様にも資料を配付させていただきました。EUの昨今の環境政策の取組について御紹介させていただいております。
EUによる環境循環型経済、いわゆるサーキュラーエコノミーやグリーンディールなど、持続可能性を中心に据えた政策を次々に打ち出してきたヨーロッパの環境政策と、そして、一方、日本の政策の類似点と相違点について伺いたいと思います。
この発言のページ
165
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
我が国とEUの環境政策については、それぞれの置かれた経済的、社会的状況に応じて異なるアプローチが取られている場合もあります。
一方で、全体としては、共に、パリ協定の下で高い脱炭素目標を掲げ、循環経済への移行を推進し、昆明・モントリオール生物多様性枠組を実施するなど、主要な環境政策の分野において共通の方向性を共有しているものと考えております。
引き続きEUとも協力しながら環境政策を推進してまいります。
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