まず、ハマス、二〇二三年の十月七日に奇襲攻撃ということを行ったわけでありますが、決してこれは私の誕生日と関連しているものではないということは明確に申し上げておきたい、こんなふうに思っているところであります。
中東情勢、これは十字軍の世界の頃から、非常に難しい問題だと思っておりまして、常に紛争が絶えない、さらには権益争いが絶えない、こういう地域でありますが、日本にとって中東情勢というのは非常に重要であると考えておりまして、日本は、原油輸入の九割以上、これを中東地域に依存をしておりまして、中東地域の平和と安定は我が国のエネルギー安全保障の観点からも極めて重要だと考えております。
一方、中東地域においては、パレスチナ情勢であったりとかイランの核開発等、依然として大きな課題も存在をしているところであります。
かなり危険な地域というのもあります。前回、私も、外務大臣時代にイスラエル、パレスチナを訪問するときは、国境といいますか、パレスチナ側に入るときは車を乗り換えるわけですけれども、完全にカーテンを引くというか、見えない形の部分で車を乗り換える、そういったこともしなければいけない、こういうところであります。
日本は、ある意味、この地域に対して、これまで何らかの、日本の権益を得るために強引なことをやったりとか、そういったことはしていない、各国との間で非常に友好的な関係も持っているところでありまして、国際社会の一員として、人道支援であったりとか人材の育成、対話の促進を通じて中東地域の平和と安定に大変大きく貢献をしてきたところでありまして、今後も、中東各国と築いてきた、先ほど申し上げたような信頼関係に基づいて、米国を始めとする関係国とも連携をしながら、中東の緊張緩和、確かに、いろいろな問題、歴史的な背景であったりとか宗教上の問題であったりとかがありますので、一朝一夕に全てが解決するわけではありませんが。
いずれにしても、緊張緩和、いろいろな被害とか、死者そしてまた負傷者も出ているわけでありまして、こういったものを少なくしていく取組、これはしっかりと進めていかなければいけないと思っております。
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原口一博(立憲)
終わります。
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國場幸之助(自民)
次に、阿部知子君。
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阿部知子(立憲)
立憲民主党の阿部知子です。
本日は、質問のお時間をありがとうございます。
まず、茂木外務大臣ですが、二〇一九年の九月から二〇二一年の十月四日まで外務大臣をお務めでありました、安倍内閣と菅内閣。今回、それに次いでの御登板で、大変今、外交が重要な時期ですので、御期待を申し上げております。
そして、振り返れば、大臣が前回お務めになった時期以降起きておりますこととして、ロシアのウクライナ侵略、あるいは、この間、薄氷の停戦合意を見たと言われます、パレスチナ・ガザ地区でのイスラエルとハマスの戦闘。軍事力行使のハードルが大変下がっております時代だと思います。それ…
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- (上の発言)
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茂木敏充(自民)外務大臣
まず、ハマス、二〇二三年の十月七日に奇襲攻撃ということを行ったわけでありますが、決してこれは私の誕生日と関連しているものではないということは明確に申し上げておきたい、こんなふうに思っているところであります。
中東情勢、これは十字軍の世界の頃から、非常に難しい問題だと思っておりまして、常に紛争が絶えない、さらには権益争いが絶えない、こういう地域でありますが、日本にとって中東情勢というのは非常に重要であると考えておりまして、日本は、原油輸入の九割以上、これを中東地域に依存をしておりまして、中東地域の平和と安定は我が国のエネルギー安全保障の観点からも極めて重要だと考えております。
一方、中東地域においては、パレスチナ情勢であったりとかイランの核開発等、依然として大きな課題も存在をしているところであります。
かなり危険な地域というのもあります。前回、私も、外務大臣時代にイスラエル、パレスチナを訪問するときは、国境といいますか、パレスチナ側に入るときは車を乗り換えるわけですけれども、完全にカーテンを引くというか、見えない形の部分で車を乗り換える、そういったこともしなければいけない、こういうところであります。
日本は、ある意味、この地域に対して、これまで何らかの、日本の権益を得るために強引なことをやったりとか、そういったことはしていない、各国との間で非常に友好的な関係も持っているところでありまして、国際社会の一員として、人道支援であったりとか人材の育成、対話の促進を通じて中東地域の平和と安定に大変大きく貢献をしてきたところでありまして、今後も、中東各国と築いてきた、先ほど申し上げたような信頼関係に基づいて、米国を始めとする関係国とも連携をしながら、中東の緊張緩和、確かに、いろいろな問題、歴史的な背景であったりとか宗教上の問題であったりとかがありますので、一朝一夕に全てが解決するわけではありませんが。
いずれにしても、緊張緩和、いろいろな被害とか、死者そしてまた負傷者も出ているわけでありまして、こういったものを少なくしていく取組、これはしっかりと進めていかなければいけないと思っております。
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阿部知子(立憲)
先ほど、十月七日のことで、大臣のお誕生日と申し上げて失礼だったかもしれませんが、私は、正直、この日、大変驚愕というか、驚きました。
もちろん、それまでの中東におけるイスラエルとアラブ諸国との衝突というのはずっと繰り返しておりましたので、こうしたことが起きておかしくはなかったのかもしれませんが、急襲、アタックという形で起きたこと、また、その後、イスラエルが自衛のための報復ということで繰り広げられた様々なことを思うと、この二年間は大変心を痛めることが多かった日々でございます。
そして、今大臣が御答弁いただきましたが、日本の外交というものは、そもそもオイル…
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茂木敏充(自民)外務大臣
確かに、田中内閣当時の二階堂官房長官の談話を引いていただきましたが、日本は、この中東地域に関与するに当たって、非常に先見性を持ちながら、早い段階から様々な取組をしてきたと思っておりまして、イスラエル建国後間もない一九五三年、委員の資料の中にもあるわけでありますが、一九五三年から七十年以上にわたってUNRWAに対する拠出、これも行ってきているわけでありまして、この間、UNRWAは、ガザ地区を含めて中東地域全域における数百万ものパレスチナ難民の支援において、人道支援のほか、先生も御専門の医療であったり、教育等において必要不可欠な役割を果たしてきているというと…
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阿部知子(立憲)
日本は、元々、中東のイスラエル・パレスチナ問題では、二国家共存、二つの国家が共存するということを目指してやってきたわけでありますが、一九四七年になりましょうか、イスラエルは既に国家として樹立されましたが、一方のパレスチナはそのような形にはならず、しかし、日々の生活を支える医療とか教育とかあるいはごみの処理に至るまで、UNRWAという機関が国連機関として担ってきた長い歴史があり、また、今はガザのことがフォーカスされておりますが、シリアとかレバノンとか、周辺にパレスチナ難民が発生したその全体を支えて、中東地域の人間の安全保障、そして、それがひいては平和構築に…
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