磐田朋子芝浦工業大学副学長・システム理工学部教授

2025年2月19日・第217回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 50 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 93 発言)

ありがとうございます。

例えば、そのデマンドレスポンスのような形でない形でこれから入ってくる再生可能エネルギーを制御しようと思うと、系統電力側に巨大な蓄電池を入れたりということも既にされていますけれども、それが、費用的に再生可能エネルギーの電源構成に占める割合が五割を超えてくると急激に電気料金が高くなる形で一般の消費者に転嫁されてきてしまうということを考えると、できるだけ分散型のそういったリソースを使ってその余剰の分を吸収してあげるということが最終的にはこの電気代の削減というところにもつながるという点では、経済成長に一つ貢献するのかなというふうに思っております。

また、地域の中でその制御をすること自体のシステムを海外に展開するというビジネス展開も一つあるということで、最終的に再生可能エネルギーが地域に導入されるようになれば、そこにおける産業が、そこで作られた製品がですね、できるだけ二酸化炭素の少ないエネルギー源で作られた製品だという付加価値を得られるというところが一つメリットとしてあると思いますが、一点だけ、先行地域の方でも苦心しているのは、そうして付加価値が付くと思って脱炭素化の製品を進めたとしても、そのマーケットがまだ整っていないのではというところが一つ問題だなと思っておりまして、先ほどのサーキュラーエコノミーじゃないんですけれども、ちゃんとそれをトラックして、その製品を購入しなければならないような規制的な何か力が働かないと、なかなか自動車産業等でもその製品の価値というものが上がってこない可能性があるなというふうには懸念しております。

前後のやりとり

46の発言を見る

54の発言を見る