山中伸介原子力規制委員会委員長

2025年2月12日・第217回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 64 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

お答えをいたします。

委員御指摘いただきましたように、原子力規制委員会は東京電力福島第一原子力発電所の事故の反省と教訓の下に設置をされた組織でございます。科学的、技術的な観点から規制基準を定めて、個々の施設がその基準に適合しているかを正確に厳正に審査をし、施設を監視することにあると考えております。独立性、透明性を堅持して、厳正な原子力規制を遂行することが我々の任務であるというふうに考えております。私も、決して福島を忘れないという思いで職務に当たってきております。歴代の委員長がされてきたと同様に、厳正に規制判断を行っているところでございます。

御質問にございました今年の決意を示す漢字一文字は、前進の進、進むとさせていただきたいと思います。

その理由でございますけれども、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業においては、短期的に対応すべきリスクというのは徐々にではありますけれども減少し、中長期的な対応が検討できるような状況になってきております。また、新規制基準への適合性が確認され、運転を再開したプラントが増えてまいりました。検査による現場の確認がより重要になってきております。そのようなことを鑑みますと、新たな局面に原子力規制が移りつつあるというふうに認識してございます。今後も、原子力に一〇〇%の安全はないということを肝に銘じて、継続的に改善を取り組みながら、慢心することなく謙虚に規制業務を進めていくという決意を込めて、進むという一文字とさせていただきました。

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