藤波匠株式会社日本総合研究所調査部上席主任研究員

2025年2月12日・第217回国会 参議院 国民生活・経済及び地方に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 12 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 114 発言)

まさに言われたとおりで、九州、ジェンダーギャップが大きいところが多いんですね。

それで、今、事例として娘さんが二十五歳同士の結婚でということを言われました。今、結婚の実相を見ていただきますと、昔は大体旦那さんの方が三歳くらい年上というパターンが多かったんですね。七〇年代とか、平均年齢の年齢差が大体三歳でした。今は一・五歳です。で、同い年婚が一番多いという統計データが出ているんですね。

これは、実は男女共に経済的自立をするための時間を要するようになってきたということなんです。昔は、シングルインカムで男性だけが所得を、なので、男性はちょっと時間が、結婚まで時間が掛かりますよと。ただ、女性はすぐに結婚できますよということで男性の方が上だったわけですけれども、それが今は、女性の方もちゃんとキャリアを積んで自分のポジションをつかんでということで時間が掛かるようになってきているために、男性と女性の結婚の年齢差がどんどんどんどん縮まっているんですね。

ですので、何となく、自分の子供とか、私もそろそろ子供がそういった年齢になってきますけれども、そういったところに何となく昔の、自分たちの時代のことを押し付けてしまいがちですね。社会もそういったものが、別に周りはそうだけど、あなたはどうなのみたいな、あなたはこの地域から出ないでここで幸せになればいいんじゃないのみたいなことを女性に押し付けたりとか、例えば九州でいえば、福岡だったら、女性に対してですね、福岡だったら行っていいけど、ちょっと大阪、東京はねみたいな、何となくぼそっと言ってみたりというような形で、長い蓄積の、子供時代の長い蓄積の中で、いろんなところでまだまだそういったジェンダーギャップが当然起こるような社会を前提とした言動というのが私たちから抜けていないと思うんですね。

やっぱり、そこは若い人たちというのはもうしっかりと分かっていて、結婚も男女ほぼ同じ年になってきたということをやっぱり私たちしっかりと理解して社会を変えていく、それを受け入れていくということが必要だと思っています。

以上です。

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