若松謙維 (公明党)

2025年4月18日・第217回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 97 発言)

私は、最初に視察したオクラ下水処理場というのがありまして、これはガンジス川の支流なんですけど、ヤムナ川という全長千三百七十キロ、そこで、デリー市内からの排水が汚染源で、このデリー市内だけで一千、二千万人ぐらいいるんでしょうか、そういうことで、そこまでは水はきれいなんですけど、デリー市内に入ると大変な、実は昭和三十年代の隅田川と同程度の汚染状況にあるということで、今JICAが、一九九二年以降、六百三十七億円の円借款をデリー水道局に供与しているということで、日本のこのODAのいわゆる大変効果的な現場を見させていただきまして、これは一千万人のそのデリーに住む方々に対しての貢献ということで、ちょうど去年ですか、完成直前にお邪魔いたしました。

事業全体、実はスエズ社というフランスの会社が関与しているんですけれども、大体一日七十万トンの処理能力、これは、芝浦水再生センター、これが八十三万トンでありまして、この芝浦がまさに私たち東京の水の供給源になっているかと思いますけれども、その中でも、さらに、汚泥処理施設ですか、これガス発電とか肥料化とか、これについてはシーメンスのガス発電所、ある意味では多国籍的に関与しております。いずれにしましても、その中の施設内で五か所に合併浄化槽が活用されておりまして、これ日本の技術でありますので、やはりこういう水の問題におきましても、日本の公害の経験、さらに現在の技術等を含めて、非常に貢献できる余地がたくさんあるということを実感いたして帰りました。

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