加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年3月10日・第217回国会 参議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 258 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 389 発言)

酒類については、もう委員御承知のように、歳入の確保のために特別に酒税というものが課されておりまして、その税収は財政上重要な地位を占めており、令和五年度の酒税収入でいえば約一・二兆円という規模であります。

酒税法では、こうした酒税の適正かつ確実な課税を図ってその税収を確保することを目的として、清酒製造者の乱立と生産過剰による過当競争を防止する観点から、需給調整上の措置を講ずることとなっています。

清酒については、今委員お示ししていただいたように、昭和四十八年度のピークから令和五年度は水準が、十割が三割以下になってきておりまして、需要の低迷が続いていることから、需給調整の緩和については慎重な検討が必要であると思いますが、他方で、先般ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統的酒造りを守り、次世代に伝えていくことは酒類業の健全な発展のために不可欠でありますので、意欲と能力のある方々への酒造の事業承継、これはしっかり進めていきたい。

また、輸出促進の観点からは、輸出用の清酒の製造免許については新規免許を付与しておりまして、令和三年度の制度開始以来七件の免許付与、さらに、輸出促進に関しては、昨年末の国家戦略特区諮問会議で輸出に係る手続の簡素化についても御指摘をいただいておりますので、こちらも早急に対応していきたいというふうに考えています。

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