加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年3月6日・第217回国会 参議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 163 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 383 発言)

まず、税収が増えているからというお話がございました。

税収が名目GDPの伸びを上回って近年伸びておりますが、その中身を見ますと、GDPの変動とは必ずしも連動しない金融所得等に係る所得税、相続税、法人税が円安等による企業収益の増や好調な株式市場等を背景に大幅に伸びている、こういったことにも留意をしておく必要があるというふうに思いますし、もう申し上げることもなく、現下なかなか厳しい財政事情にあるということでございます。

その上で、消費の引上げ効果という御質問でございます。

詳細について、御党の提案を踏まえて詳細について見解を申し上げるのは差し控えたいと思いますが、その上で、減税の経済効果については、昨年に、いわゆる百三万円の壁について議論するための参考として、内閣府が公表している短期マクロモデルというのがございまして、それを用いて財務省が一般的な所得減税が及ぼす影響の推計結果を示したところ、その中では減税乗数は公共投資乗数に比べて小さくなって、そのモデルの中ではなっておりまして、名目GDP一%相当額、これだと六・一兆円ということになりますが、の所得税の減税による実質GDPの拡大幅は、一年目では〇・二%程度というふうに紹介されているというふうに承知をしております。

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