石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月6日・第217回国会 参議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 89 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 383 発言)

ここは多くの議員の皆様方から教えていただいて私もそうだなと思っているのですが、高校無償化というのはあくまで手段であると。無償化そのものが目的でもないし、無償化ができたらこれで事成れりということではないと。あくまで手段であるということをよく認識をしなければならないと思っております。

そこにおいて、どのような高校を目指していくのかということは、やはり、質という言葉は余り使いたくはないんだけれども、やっぱり私も、義務教育の中学まで終わって、高校行ってもう突然勉強が難しくなったということをよく記憶をいたしております、それだけ出来が悪かったのかもしれないが。そこにおいて、その高いレベルの教育というものをきちんと理解させる、それは大事なことだと思っております。

そして、ともすれば、農業高校、林業高校、水産高校というものが、せっかくそこを出たんだけど農業にも水産業にも林業にも就業しない、これは決していいことだと私は思っておりません。そして、その地域地域ならではの文化とか歴史とか、そういうものが大学入試に出ないからということで勉強しないということがあっていいとは私は全く思っておりません。

そして、皆さんが大学に行かれるわけでもありませんが、高校から大学への連携といいますか、そういうものはとても大事なことだと思っておりまして、高校は卒業証書もらったらそれでおしまいと、大学は受かったところに行きましょうということではなくて、高校って、大学に行って何を勉強したいのかということを自分の中でいろいろと考える、そういう三年間でもあるべきだと思っております。

そういうような多くの問題がございますが、高校無償化はあくまで手段であって、高校無償化することによって、今私が浅薄な知識で申し上げましたが、そういういろんな課題にきちんとした解が出るということが高校無償化をして良かったなということで得られることを期待もしておりますし、政府としても努力をさせていただきます。

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