ありがとうございます。
本当にどんどん数が減ってきてしまっているんですね。それは本当にもう御高齢だからなんです。
前フィリピン大使の越川大使なんですが、昨年、日本政府の予算による訪日支援を検討すべきとのことを、検討すべきとの見解を示しています。
パネルの七、資料七を御覧ください。
二〇二三年の十二月、このお二方の親族捜しを目的とした来日のため、私はNPOの方々たちとともにクラウドファンディングを立ち上げました。大使館や領事館、そしてNPOの支援、メディアの協力もありまして、二人は親族が判明をいたしました。そして、沖縄で感動の対面を果たすことができたんです。当時、二年前ですから戦後七十八年が経過をしていたんですけれども、私、決して諦めちゃいけないなというふうにそのときに感じさせていただきました。
男性の方は、お父さんが戦争中にフィリピンの方に殺されてしまいました。そして、女性の方は、理髪店、お父さんフィリピンでやっていたんですが、戦争で軍に取られてしまって、帰るよと言ったきり帰ってこなくて、その後どうしているのか分からないということで身元調査をする中で、お父さんはフィリピンで戦死していたんです。彼女は、私たちは捨てられていたんじゃなかったんだということで涙していました。今でも分かることはたくさんありますし、就籍がかなうということがよく分かりました。
そこで、お伺いしたいと思います。
私は、無国籍は人道上大きな問題だというふうに思います。そして、父や親族と会いたい、顔を見たい、写真でもいいと思うのは当然のことだというふうに思います。無国籍のまま、戦死をした父の顔も知らず、そして親族とも再会を果たせない、そういったままの二世の死去の知らせが続いているような状況です。
戦後八十年、本当に最後のチャンスとなっています。親族捜しを望む二世の訪日を、終戦の日、これはつまり八十年という節目の日になります、この日までに実現をするべく、どのように取り組んでいくのか、石破総理の意気込みをお伺いいたします。
247柏柏原裕外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
フィリピン残留日系人の方々からは、日本国籍の確認に関する要望を受けておるところでございます。日本政府として、フィリピン残留日系人の方々の高齢化が進む中、希望する方々の一日も早い国籍回復や一時帰国に向けた支援を進める必要があるというふうに認識しております。
外務省としては、残留日系人の身元確認につながる実態調査に係る予算をここ四年間で約六倍に拡大するなどの予算上の措置を既にとっているところでございます。また、二〇一六年以降、この実態調査を行うに当たりまして、フィリピンにございます日本大使館、それから総領事館の館員が立ち会うようにし、…
この発言のページ
248
塩村あやか(立憲)
ありがとうございます。
対策は進んでいるということなんですが、まだまだ残されているんですね。
ちょっと数字がなかったんですが、就籍を希望する存命の二世の方の数を教えてください。
この発言のページ
249柏柏原裕外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
昨年時点での数字になりますけれども、現在、生存している残留日系人は百四十名程度ということでございまして、そのうち就籍を希望されている方は五十数名程度というふうに承知しております。
この発言のページ
- (上の発言)
250
塩村あやか(立憲)
ありがとうございます。
本当にどんどん数が減ってきてしまっているんですね。それは本当にもう御高齢だからなんです。
前フィリピン大使の越川大使なんですが、昨年、日本政府の予算による訪日支援を検討すべきとのことを、検討すべきとの見解を示しています。
パネルの七、資料七を御覧ください。
二〇二三年の十二月、このお二方の親族捜しを目的とした来日のため、私はNPOの方々たちとともにクラウドファンディングを立ち上げました。大使館や領事館、そしてNPOの支援、メディアの協力もありまして、二人は親族が判明をいたしました。そして、沖縄で感動の対面を果たすことができたんです。当時、二年前ですから戦後七十八年が経過をしていたんですけれども、私、決して諦めちゃいけないなというふうにそのときに感じさせていただきました。
男性の方は、お父さんが戦争中にフィリピンの方に殺されてしまいました。そして、女性の方は、理髪店、お父さんフィリピンでやっていたんですが、戦争で軍に取られてしまって、帰るよと言ったきり帰ってこなくて、その後どうしているのか分からないということで身元調査をする中で、お父さんはフィリピンで戦死していたんです。彼女は、私たちは捨てられていたんじゃなかったんだということで涙していました。今でも分かることはたくさんありますし、就籍がかなうということがよく分かりました。
そこで、お伺いしたいと思います。
私は、無国籍は人道上大きな問題だというふうに思います。そして、父や親族と会いたい、顔を見たい、写真でもいいと思うのは当然のことだというふうに思います。無国籍のまま、戦死をした父の顔も知らず、そして親族とも再会を果たせない、そういったままの二世の死去の知らせが続いているような状況です。
戦後八十年、本当に最後のチャンスとなっています。親族捜しを望む二世の訪日を、終戦の日、これはつまり八十年という節目の日になります、この日までに実現をするべく、どのように取り組んでいくのか、石破総理の意気込みをお伺いいたします。
251
石破茂(自民)内閣総理大臣
御指摘ありがとうございます。
この問題は私も、去年でしたかおととしでしたか、テレビでこの番組は見させていただきました。ずっと無国籍でおられたわけで、その間、フィリピンにおいて、不法滞在者であるぞということで数百万円払えというようなこともあったと。で、それは、もうずうっと延期をするということでこの問題は解決をしているわけですが。じゃ、肉親に会いたいということで日本に渡航される、それだけでも相当のお金は掛かる。そしてまた、親族捜しという言い方をあえてするとすれば、それにも相当のお金が掛かると。
で、戦後八十年でございます、一つの区切りだ。そうすると、それ…
この発言のページ
252
塩村あやか(立憲)
ありがとうございます。是非実現をさせていただき、実現をしていただきたいというふうに思います。
八十年です。その八十年というのは、私は、彼ら、彼女たちにとっては残酷なまでにとても長い時間だったんじゃないかなというふうに思います。もし訪日が実現した場合に、是非総理、お会いをいただきたいんです。そして今、四千人近くいた二世も、生存確認ができているのがもう百五十人程度ということでした。是非、彼らの戦後、この暮らしに慰労の言葉を掛けていただきたいと思うんですが、総理、いかがでしょうか。
この発言のページ
253
石破茂(自民)内閣総理大臣
過去十年遡りますと、平成二十七年、安倍晋三総理が東京において、残留日系人、訪日した七名の方と面談をしておられる。平成二十八年、マニラを御訪問になりました天皇皇后両陛下が日系人八十六名の出迎えを受けたということがございます。令和六年には、柘植外務副大臣がマニラにおいて日系人関係者七名と面談をしたということもございます。
そのときにどのような話がなされたのかということを私は今つまびらかに存じませんが、そういう方々の思いというものを日本国が伝えるために必要な手段が、日にちの特定はいたしませんが、日にちの特定は今できませんが、総理大臣が会うということでそういう…
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