福田千恵子最高裁判所事務総局民事局長

2025年3月24日・第217回国会 参議院 法務委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 156 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 207 発言)

お答えいたします。

地方裁判所における第一審の民事通常訴訟事件の事件動向についてでございますが、新受事件は長期的には減少傾向であるものの、直近十年間では、平成二十七年に十四万三千八百十七件であった件数が、令和四年には十二万六千六百六十四件まで減少していたところ、令和五年からは増加に転じ、令和六年は十四万一千五百二十六件となっております。また、未済件数は、令和二年に十一万四千七百二十九件に増加したほかはおおむね十万件前後で推移し、令和六年は十万一千六百五十七件となっています。

既済事件の平均審理期間については、平成二十七年から平成三十年までは八・六か月から九か月とほぼ横ばいで推移した後、徐々に長期化し、令和四年は十・五か月となりましたが、令和五年は九・八か月に短縮し、令和六年は、速報値ではありますが、九・二か月と更に短縮をしております。

このように、令和二年に未済件数が大きく増加し、平均審理期間が令和四年まで長期化したのは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う裁判所業務の縮小の影響もあったと考えられます。もっとも、その後事件処理が進み、令和六年までには既済件数や平均審理期間は令和元年前の水準におおむね戻ったものと認識しております。

以上でございます。

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