鍵本芳明岡山大学学術研究院教育学域教授

2025年6月3日・第217回国会 参議院 文教科学委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 87 発言)

御質問ありがとうございます。

時間数を制限することで行事等が削減されて子供たちががっかりするんじゃないかということもお尋ねかと思いますが、確かに、いろんな見直しをしていく中で、行事の方がこれまで一日やっていたものが半日になったりというところはかなりの学校でやっているところがあります。

そのポイントは何に置くべきかというお尋ねでございますけれども、私は、一番はやはり子供主体の行事に本当になっているのかどうなのか。整理をしていくとするならば、例えば運動会にしても文化祭にしても、本当に子供たちを中心に任せて、子供たちにやらせているのか。あるいは、ここは保護者の人気がいいからこれは残そうとか、あるいは、こういうところは地域の声が強いから残そうというような行事であれば、それは、子供の側から見るとそれは必要ないよという話もあろうかと思いますので、そういう視点で行事を見直しませんかということはしっかり言ってきたところであります。

そうすると、やはり子供たちも達成感がありますから、子供たちが必ずしも、半日であっても自分たちがやり遂げたんだという気持ちは残っていくと思いますし、本県におきましても、文化祭を学校としては取りやめたんだけれども、子供たちが地域の協力を得ながら、地域主体、地域と協力した行事につくり変えて始めたという中学校もございます。

そういったところが非常にやはり子供たちの達成感も強いかなというふうに感じておるところでございますので、削減すればいいというものではありませんし、行事が一番というわけでもありませんけれども、やはり子供、子供たちを中心に考えていくというところが一番大事な部分ではなかろうかなというふうに考えておるところでございます。

以上でございます。

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