お答え申し上げます。
文化財レスキュー事業でございますが、一九九五年の阪神・淡路大震災からスタートして三十年たっているところでございます。中身については、今先生から御指摘をいただいたとおりでございます。
能登につきましては、発災後、直ちに文化庁が県庁に参りまして御相談申し上げ、発災後一か月には本格的に始動しているという状況でございます。十名の方が、現地本部は十名の方が常駐してございますが、文化財の専門家である機構の職員とレスキュー隊員が交代制で十日間、十日間単位で一定期間常駐することとしてございます。
現地本部員は、各自の本来の職務の合間を縫ってレスキュー事業にも携わっており、長時間現地本部に居続けることは困難でございますが、そのような中でも被災地の対応に支障がないように、前任者と後任者の現地本部での常駐期間が重なるようにしてきめ細かな引継ぎを行うほか、機構と現地本部の関係者間の小まめな情報共有を努めております。
もとより、ただいま御指摘がございましたように、現地本部として情報共有をしっかり行いまして整合性ある対応をしていくことは重要だと存じておりまして、引き続き取組の充実を図ってまいります。
なお、文化財レスキューの事業の趣旨は、貴重な文化財の滅失、散逸等をさせないことでございまして、作業に当たりましては、まずもって文化財を毀損しないということが第一でございます。拙速な救出作業を行った結果、文化財を毀損するという事態は避けなければならないと存じております。
レスキュー事業の具体の実施につきましては、文化財の専門家であるレスキュー隊員を中心としつつ、作業の動線確保や運搬につきましては事業者にも参画いただき、所有者の情報を最も把握している地元自治体とも連携を図りながら、多様な案件について可能な限り迅速な作業に努めているところでございます。
今回の能登半島地震におきましては、とりわけ初動時にはアクセスツールや宿泊先が限られたこともあり、全国各地からの厚みのある支援が難しくなった側面はございますが、他方で、メディアにおきましては、御地元の宮司様から国は本気だと、これで能登の文化財は救われるというようなお声もいただいているところでございます。
今日委員から御指摘をいただいたことも含めまして、今回得られた知見も踏まえて、レスキュー事業に携わる関係者の多様な専門性向上など、個別の状況に応じた文化財レスキュー事業の一層の充実に取り組んでまいりたいと存じております。
70金金子道仁(維新)
今の答弁の中で御説明いただきましたけれども、これを自治体に通知し、分かりやすくしたのが八月なんですね。能登の地震が起こってから八か月後にようやく自費解体というものが自治体の職員の方々に伝わっていった。
私も、その自費解体の話を能登の方々に、役所の方々に説明したんですが、そんなものあるのかというところから始まって、制度の説明をし、そして、この被災自治体の方々が実際にその現場に行って見積りを取って、この自費解体はちゃんと一部公費が出ますよと判断をするというのは非常に難しいと思うんです。そうこうしているうちにもうどんどん時間がたってしまって、もういいや、もう…
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71小小田原雄一環境省大臣官房審議官
先ほど申しましたように、私どもといたしましても、できるだけこの自費解体というものを周知するようにしてございます。
今後も、引き続き被災された方に寄り添った形でできるだけやっていきたいというふうに思います。
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72金金子道仁(維新)
応援される自治体の職員の方々にそういう専門性のある方々を派遣するとか、全ての自治体があらかじめそういう知見を持って被災に備えるというのは難しいと思いますので、是非その辺りも検討していただきたいと思います。
このなりわいの再建のためにもう一つ制度があって、そちらの方も私たち使わせていただけるようにいろいろ工夫した。それが文化庁が持っておられる文化財レスキューというスキームでした。この文化財レスキュー、お寺の中に入っているいろんな重要文化財であったりとか、そういったものを取り出す際に文化庁の方々からの支援がいただけるということで、申請をしようとしたんですけ…
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- (上の発言)
73合合田哲雄文化庁次長
お答え申し上げます。
文化財レスキュー事業でございますが、一九九五年の阪神・淡路大震災からスタートして三十年たっているところでございます。中身については、今先生から御指摘をいただいたとおりでございます。
能登につきましては、発災後、直ちに文化庁が県庁に参りまして御相談申し上げ、発災後一か月には本格的に始動しているという状況でございます。十名の方が、現地本部は十名の方が常駐してございますが、文化財の専門家である機構の職員とレスキュー隊員が交代制で十日間、十日間単位で一定期間常駐することとしてございます。
現地本部員は、各自の本来の職務の合間を縫ってレスキュー事業にも携わっており、長時間現地本部に居続けることは困難でございますが、そのような中でも被災地の対応に支障がないように、前任者と後任者の現地本部での常駐期間が重なるようにしてきめ細かな引継ぎを行うほか、機構と現地本部の関係者間の小まめな情報共有を努めております。
もとより、ただいま御指摘がございましたように、現地本部として情報共有をしっかり行いまして整合性ある対応をしていくことは重要だと存じておりまして、引き続き取組の充実を図ってまいります。
なお、文化財レスキューの事業の趣旨は、貴重な文化財の滅失、散逸等をさせないことでございまして、作業に当たりましては、まずもって文化財を毀損しないということが第一でございます。拙速な救出作業を行った結果、文化財を毀損するという事態は避けなければならないと存じております。
レスキュー事業の具体の実施につきましては、文化財の専門家であるレスキュー隊員を中心としつつ、作業の動線確保や運搬につきましては事業者にも参画いただき、所有者の情報を最も把握している地元自治体とも連携を図りながら、多様な案件について可能な限り迅速な作業に努めているところでございます。
今回の能登半島地震におきましては、とりわけ初動時にはアクセスツールや宿泊先が限られたこともあり、全国各地からの厚みのある支援が難しくなった側面はございますが、他方で、メディアにおきましては、御地元の宮司様から国は本気だと、これで能登の文化財は救われるというようなお声もいただいているところでございます。
今日委員から御指摘をいただいたことも含めまして、今回得られた知見も踏まえて、レスキュー事業に携わる関係者の多様な専門性向上など、個別の状況に応じた文化財レスキュー事業の一層の充実に取り組んでまいりたいと存じております。
74金金子道仁(維新)
ありがとうございます。
実は、この文化財レスキューで何軒かの能登の輪島塗の蔵元さんが助かったというのも伺っています。本当にありがとうございます。ただ、今説明にあったように、文化財保護とその緊急避難というものはなかなか相入れないものだと思いますので、こういう知見を踏まえながら、是非今後の災害時の対応に生かしていただきたい、そのことをお願い申し上げます。
本当は、ごめんなさい、ゼロ―二歳の保育料の無償化について、今日、最後、こども家庭庁の皆さんにお伺いしたかったんですが、ちょっともう時間的に新しい質問に入るのは難しいので、今日はここで質問を終わりたいと思…
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75
石井正弘(自民)
自由民主党の石井正弘でございます。
質問の機会を与えていただきました皆様方に感謝申し上げながら、早速質問に入らさせていただきたいと思います。
最初は、教職調整額の引上げと教員の働き方の見直しにつきまして、この点、先ほど斎藤議員からの質問も詳しくあったんですが、私は総論的な立場で質問させていただきます。
教員のなり手不足は危機的な状況となっているところであります。公立校教員選考試験の倍率を見ますと、七年連続で低下をし、二四年採用の全国平均は三・二倍と、過去最低となったところであります。現場の声を聞きますと、教員が敬遠される理由は、給与の問題もあるとこ…
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あべ俊子(自民)文部科学大臣
尊敬する石井委員にお答えさせていただきたいというふうに思います。
本当に石井委員が地元でも多分いろんなお話を聞かれている中でございますが、教師を取り巻く環境を整備するために、学校における働き方改革、更なる加速化が必要でございまして、また、学校の指導、運営体制の充実、教師の処遇改善、一体的、総合的に推進することがまさに今重要でございまして、このため、教職調整額の引上げ、また学級担任の手当の加算などによりまして、処遇改善のほかに、小学校教科担任制の拡充を始めといたしまして、この教職員定数の改善、また支援スタッフの充実、働き方改革の取組の支援など、様々な施策…
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