ありがとうございます。
大臣に申し上げるべきことでもないことですけれども、農地の四割は中山間地であって、本当にこの大規模化と生産性の向上だけでどうやってやっていくのかなと私自身も思っているところです。
先ほど大臣、どなたかの御質疑の中で、別のアプローチも必要だというふうなお話がありました。成長させるところと守るところが必要なんだと。地元で与野党の議員の方、自治体議員の方からお話を聞いておりますと、大規模化、スマート化で救われないところをどうするかというところにやはり要所があるのではないかというふうに考えております。
担い手が外から来るようになって、集落の中の人間だけでやってきたようなときのあうんの呼吸がなくなって、水管理一つ取っても本当に問題があると。周りの田んぼの様子を見ながら、あっちが代かきだから、今はあっちの番だからと、次はこっちだと思って行くと自分の田んぼがからからになっていて、昔は話さなくても、話し合わなくてもできていたことがもうできなくなって、しかも連絡先も分からないみたいなことで、水の管理が本当に苦労しているというふうに言われました。
こうした中で、条件不利地では離農が進んで、また熊が里に下りてくるようになって、秋田では住宅地やスーパーなどにも出てきて、我が家の筋向かいの家の庭にも出てきて、本当にいつどこで出くわしてもおかしくないというような状況が生まれております。
先ほど大臣がおっしゃられたとおり、本当に経済合理性だけでは測れないところに目配りをしていただきたいなというふうに思っています。今まではそれが余りにも届いていなくて、こういう状況が少なくとも秋田には出てきているんじゃないかなということを感じております。
少し価格のところに戻りたいと思いますけれども、これから食料システム法出てきますけれども、この消費者にとっての適正価格と農家にとっての適正な価格に今は差があるというふうにお考えでしょうか。七つ目になります。
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小泉進次郎(自民)農林水産大臣
今、この二十年間を見ますと、基幹的農業従事者は二百四十万人から百十一万人までに大きく減少していますが、その七割は稲作関連であり、多くは兼業農家だということです。
今、この稲作においては、機械化等の進展を背景に少ない労働時間で生産できる体系が確立をして、高齢農業者が多く従事されてきましたが、こうした方々がリタイアする局面にあることが大きな要因だと、そのように捉えております。
今後とも、農業者が急激に減少していくなどの構造変化への対応が課題であり、だからこそこの五年間で集中的に構造転換をしていくための取組が不可欠だということで、輸出もそうですけれども、大…
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196
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
少し順番を変えまして、今のお話ですと、大規模化を進めれば十分な供給力は確保できるというふうにお考えでしょうか。
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小泉進次郎(自民)農林水産大臣
今、この大規模化をすれば全てが解決するとは全く思っておりません。そこだけは誤解ないようにお伝えをしたいと思いますが、新たな食料・農業・農村基本計画の中では、二〇二三年の七百九十一万トンの米の生産量を二〇三〇年には八百十八万トンまで増産をさせるKPIを設定をしています。
ですので、こういった方向性にしっかりと乗っていって、農業者の皆さんが、作っていいんだと、そしてまた日本の農業はこれから国もしっかり後押しをされるんだと、こういったことが受け止めていただけるような方向性をしっかりと打ち込んでいくことも大事だと思っています。
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- (上の発言)
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寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
大臣に申し上げるべきことでもないことですけれども、農地の四割は中山間地であって、本当にこの大規模化と生産性の向上だけでどうやってやっていくのかなと私自身も思っているところです。
先ほど大臣、どなたかの御質疑の中で、別のアプローチも必要だというふうなお話がありました。成長させるところと守るところが必要なんだと。地元で与野党の議員の方、自治体議員の方からお話を聞いておりますと、大規模化、スマート化で救われないところをどうするかというところにやはり要所があるのではないかというふうに考えております。
担い手が外から来るようになって、集落の中の人間だけでやってきたようなときのあうんの呼吸がなくなって、水管理一つ取っても本当に問題があると。周りの田んぼの様子を見ながら、あっちが代かきだから、今はあっちの番だからと、次はこっちだと思って行くと自分の田んぼがからからになっていて、昔は話さなくても、話し合わなくてもできていたことがもうできなくなって、しかも連絡先も分からないみたいなことで、水の管理が本当に苦労しているというふうに言われました。
こうした中で、条件不利地では離農が進んで、また熊が里に下りてくるようになって、秋田では住宅地やスーパーなどにも出てきて、我が家の筋向かいの家の庭にも出てきて、本当にいつどこで出くわしてもおかしくないというような状況が生まれております。
先ほど大臣がおっしゃられたとおり、本当に経済合理性だけでは測れないところに目配りをしていただきたいなというふうに思っています。今まではそれが余りにも届いていなくて、こういう状況が少なくとも秋田には出てきているんじゃないかなということを感じております。
少し価格のところに戻りたいと思いますけれども、これから食料システム法出てきますけれども、この消費者にとっての適正価格と農家にとっての適正な価格に今は差があるというふうにお考えでしょうか。七つ目になります。
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小泉進次郎(自民)農林水産大臣
買手である消費者はできるだけリーズナブルに納得のいく価格水準で買いたい、これが消費者の立場だと思います。一方で、売手である生産者の皆さんは、やはり生産資材や人件費の上昇を踏まえて、しっかりと営農が継続できる、そんな価格水準でありたい、あるべきだと、それは当然のことだと思います。
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寺田静政府参考人など
そこに差があるとすれば、その差に対応は必要でしょうか。必要だとすれば、どのような対応が必要だというふうにお考えでしょうか。
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小泉進次郎(自民)農林水産大臣
私はやはり、農家の皆さんの現状、そして現場の努力をより伝える努力は不可欠だと思います。
私も体験などもさせていただきますけど、体験された方ってみんな言いますよね、こんなにも大変なんだ、そしてこんなにも大変なのにこの値段なんだ。これは体験した方全てが思うことだと思います。一方で、スーパーなどに行ってしまうと、どうしても消費者の立場だから、そういったことも理解をしつつもリーズナブルなものについ目が行ってしまう。
こういったことをどうやって変えるかというときに、私はやはり、今回の米にここまで関心が集まっていることを通じて、食に対する理解や日本人が日本のもの…
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