マイクロプラスチックの海洋汚染については、NHKでも特集されているのを私も何度も見ましたし、これが長年にわたって魚を介して人間の体にも堆積されていくということについては、これもう永久的に消えないもの、一度溶け出してしまったマイクロプラスチックはもうそれ以上分解しないということでありますから、大変な問題でもありますし、これについてはやはり、委員からも御指摘いただいたように、これ一発なので、農家にしてみれば一発なんですよ。非常にこの方がいい。今言われたように、二回まくのとドローンでまくのとどっちが手間もお金も掛からないかというと、やっぱり一発の方がいいと。
やっぱり、有機農業もそうですけれども、有機がいいのは分かっているけれども、手間も掛かるからできないということもあるじゃないですか。それは、しかし、だから、委員の御指摘の中でとても大事なのは、これに対するインセンティブをどのように農林水産省として与えていくのかということは一つのキーワードかなというふうに思っています。例えばマルチなんか、生分解マルチみたいなものを今開発中でありますし、そういったものについて、プラスチックが環境に与える影響についてはしっかり見なきゃいけないと思います。
ですから、簡単に言うと、やはりいずれ、あと五年しかないという御指摘はいただきましたが、代替技術の開発に力を注いで、何とか、五年でゼロにするのは難しいかもしれませんが、それに向かって努力することは欠かせないことだろうと思っておりますので、引き続き関係団体の方々の御意見も聞きながら頑張ってまいりたいと思います。
147
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
宣言は本当に画期的なものであったと思いますし、ただ、まだ課題も大きいということだと思います。
今お教えをいただいたようなその化学性の緩効性肥料というものも、とはいえこの被膜肥料のような精緻な流出のコントロールができないとか、私も農水省のホームページで拝見をしましたけれども、二段階でまくことができるような方法もあるよと紹介しながらも、ただし専用の田植機が必要ですとか、あるいはドローンでまくというものもドローンの購入が必要とか、書いてはいないけれども当然ドローンの技術は習得をする必要もあるということもあると思います。
なかなか、…
この発言のページ
148松松尾浩則農林水産省農産局長
例えばですね、例えば北海道のように地力が元々高くて、こういった緩効性の肥料に余り地域として取り組まないようなところもあるというふうに承知しております。
この発言のページ
149
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
大臣に一言お伺いしたいんですけれども、なかなかまだ、JAが二〇三〇年にゼロにしたいと宣言をしたとしても、あと五年で本当に達成できるのかと、なかなか厳しいというところはあるんだと思います。ただ、国としても是非全力でこの件に取り組んでいただきたいと思うんですが、大臣から一言いただけないでしょうか。
この発言のページ
- (上の発言)
150
江藤拓(自民)農林水産大臣
マイクロプラスチックの海洋汚染については、NHKでも特集されているのを私も何度も見ましたし、これが長年にわたって魚を介して人間の体にも堆積されていくということについては、これもう永久的に消えないもの、一度溶け出してしまったマイクロプラスチックはもうそれ以上分解しないということでありますから、大変な問題でもありますし、これについてはやはり、委員からも御指摘いただいたように、これ一発なので、農家にしてみれば一発なんですよ。非常にこの方がいい。今言われたように、二回まくのとドローンでまくのとどっちが手間もお金も掛からないかというと、やっぱり一発の方がいいと。
やっぱり、有機農業もそうですけれども、有機がいいのは分かっているけれども、手間も掛かるからできないということもあるじゃないですか。それは、しかし、だから、委員の御指摘の中でとても大事なのは、これに対するインセンティブをどのように農林水産省として与えていくのかということは一つのキーワードかなというふうに思っています。例えばマルチなんか、生分解マルチみたいなものを今開発中でありますし、そういったものについて、プラスチックが環境に与える影響についてはしっかり見なきゃいけないと思います。
ですから、簡単に言うと、やはりいずれ、あと五年しかないという御指摘はいただきましたが、代替技術の開発に力を注いで、何とか、五年でゼロにするのは難しいかもしれませんが、それに向かって努力することは欠かせないことだろうと思っておりますので、引き続き関係団体の方々の御意見も聞きながら頑張ってまいりたいと思います。
151
寺田静政府参考人など
是非達成できるように御尽力をいただきたいというふうに思っております。
次に、漁業分野の取組についてお伺いをしたいと思います。
また資料を御覧をいただきたいと思いますけど、裏面の方です、養殖用のフロートの写真を四点提示をさせていただいております。この漁業分野における海洋プラスチックごみということですけれども、これもまた深刻なものとなっていて、漁網やブイ、養殖用フロート、カキの養殖用パイプなどが海洋に流出をしているということで、この中でも一番深刻なのがこの養殖用のフロートであるというふうにされています。
これは材質が発泡スチロールであって、その材料の特…
この発言のページ
152森森健水産庁長官
お答えいたします。
使用済みの養殖用フロートにつきましては、事業者が自らの責任において適正に処理しなければならない廃棄物ということでございます。
農林水産省といたしましては、漁業系廃棄物計画的処理推進指針を定めておりまして、この養殖用フロートを含めて、漁具の適正な管理、処理についての周知、あるいは地方公共団体、漁業者団体を通じた指導を行ってきているところでございます。
この養殖用フロートの流出状況につきましては、海洋・海岸環境保全に取り組んでおります公益財団法人であります海と渚環境美化・油濁対策機構が令和五年に実施をしました調査で推計が行われている…
この発言のページ
153
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
今教えていただいたように、やっぱり国としては調査をしていないと。そして、このフロートですけれども、大きさ大体、大臣始め漁村に御地元の方も多いと思うので、大きさお分かりいただけると思うんですけれども、重さはないけれども、量として、体積としてはもう膨大な量があるんだということであるというふうに思います。この日本周辺の海域のプラスチックの汚染というのは世界の海の二十七倍という指摘もあります。汚染のホットスポットだというふうにも言われております。
時間がちょっとなくなってきたので、何点か割愛をさせていただきたいんですけれども、この流出…
この発言のページ