前島明成農林水産省農村振興局長

2025年3月27日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 151 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 211 発言)

お答えいたします。

標準耐用年数を超過した農業水利施設が大半となった理由ということでございますけれども、基幹的な農業水利施設は、戦後から高度経済成長期にかけて造成されたものが多いということがございます。ですので、造成後の年数の経過によりまして標準耐用年数を超過した施設の割合が高まってきているということでございます。

ちなみに、参考までに申し上げますと、標準耐用年数というのは、ダムですと八十年、頭首工ですと、これはコンクリート建造物ですので五十年、用排水路ですと、鉄筋コンクリートということで四十年、用排水機、ポンプのようなものですけれども、こちらになりますと二十年ということでございまして、ちょうど戦後から高度経済成長期というところとこれらの年数というのを足し合わせると、今かなり数が増えてきているという状況になっているということでございます。

ただしということでございますけれども、先ほども御回答申し上げましたが、この標準耐用年数というのは事業の費用対効果分析のために定めている施設ごとの減価償却期間でございまして、これを超過する前に施設を更新しなければならないというものではございませんで、私たちとしては、できるだけその機能診断など、機能診断や劣化診断などをして長寿命化を図るというようなことも併せて対策を打っているということでございます。

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