前島明成農林水産省農村振興局長

2025年3月27日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 211 発言)

お答えいたします。

農業用パイプラインにつきましては、近年、漏水、破裂等の突発事故が多発しております。一方、基幹的なパイプラインの総延長は約一万八千キロと長大でございまして、その規模も大口径から小口径まで幅が広いということがございますので、委員御指摘のとおり、優先度に応じた対応が必要と考えております。

このため、総延長の約七割を占める国が造成したパイプラインにつきまして、昨年九月から、道路陥没事故のリスクの大きいもの、具体的には道路下に埋設されている口径八百ミリ以上のパイプラインの洗い出しを行っております。その上で、本年二月から現地調査を実施中というところでございます。

また、都道府県が造成したパイプラインは総延長の約三割でございます。一般的に国が造成したものより小規模でございますけれども、道路下に埋設している口径八百ミリ以上のものにつきましては、国と同様に点検を行うよう促しているところでございます。

これらの点検によって異常が確認された場合には、順次詳細な調査を行う必要がございます。そのための経費につきましては、国が造成した施設は国の調査費で措置をいたします。また、県が造成した施設につきましては国庫補助事業によって支援することとしております。

また、この調査に関する技術的な支援といたしましては、パイプラインの点検や詳細な調査のための手引を地方公共団体等に周知しているところでございます。

今後とも、必要な予算の確保に努めるとともに、手引等の参考資料の内容の充実に努めまして、施設の機能保全に取り組んでまいる考えでございます。

前後のやりとり

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