2025年3月24日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 309 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 314 発言)

その分割管理というのがその適正な規模のある意味目安なのかなというふうに思いますけれども、大規模であればあるほどこの感染症が発生したときのダメージが大きいということで、全て殺処分しなければならないということで、供給にも大きな影響を与えてきたし、またこの処分に当たる県の職員の方々の負担も大きいということで、私自身も問題意識を持っているところです。

先ほど来、紙先生の御質問でもありましたけれども、新自由主義みたいな言葉が出てきておりました。これは決して紙先生だけの言葉から出てきた言葉ではなくて、藤木委員の方からも本会議で去年御指摘があったところかなというふうに思います。ちょっと議事録に当たる時間はありませんでしたけれども、新自由主義的な発想により行き過ぎた市場原理が働き、生産コストの適切な価格転嫁ができてこなかったというのは、藤木先生の実はホームページからちょっとその発言を引用させていただきました。

先ほど来、大臣もお答えになっていらっしゃいましたけれども、私はこのドイツの首相であったアンゲラ・メルケル氏の言葉をちょっと引かせていただきたいと思うんですね。メルケル氏は、社会的市場経済ということをおっしゃっていました。その御著書の中で何度もこの言葉に言及をされています。社会全体の利益を考えない市場経済というのは単なる金もうけだと、市場経済が個人の自由と社会の公正に資するべきものであるというふうにしています。

社会的という言葉に社会主義みたいなものを連想してわっと思われる方もあるかもしれないんですけれども、このメルケル氏の御所属というのはCDU、キリスト教民主同盟ということで、同国においては保守政党の位置付けであって、政党間で最も交流を持つのは日本においては自民党さんであるというふうにお伺いをしております。

この農業、私が申し上げるまでもなく、様々な機能を担っております。この農政にこそ、この社会的市場経済のような考え方が必要ではないかと私自身は考えております。もう私がこの農水委員会の委員になって二年半以上たちますけれども、自民党の先生方も含めて、やはり農業では食べていけない厳しい実情を嘆かれていたと、効率的かつ安定的という言葉の下に収益性ばかりを追求するようなやり方は行き過ぎた市場主義、新自由主義という御指摘も出てきていたというふうに思いますけれども、このメルケル氏のような考え方をどう思われるのかということを、ちょっと通告をしておりませんけれども、一問お伺い、大臣にお伺いをできればと思います。

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