ありがとうございます。
水田に残るという判断をされた人にとっても、畑地に切り替えてやるという、どういう判断をされた人にとっても、その判断をして良かったというふうに思ってもらえるような体制を是非つくっていただきたいというふうに思っておりますし、また、今自給率がなかなか低いと言われている作物についても、これから我々が作っていってその自給率を向上していくんだと思ってもらえるような後押しを是非お願いできればというふうに思っております。
続きまして、テーマを大きく変えまして、有明海の問題について伺いたいというふうに思っております。
有明海というのは、この九州において非常に、いろんなものを取れていますけれども、ノリが一応最大の産地でありまして、元々は佐賀県がずっと生産量は一位でありました。昨年、大きな不作によって結果的に兵庫県が一位になったわけですけれども、今も、今年においても佐賀県非常に苦しんで、佐賀県だけではなくて九州の有明海のノリ漁というのが非常に苦しい状況に置かれております。
その原因、いろいろ言われておりますけれども、一つには、例えば中山間地での農業が衰退して農業をやめられる方が増えたことによって、そうした肥料を含む栄養塩という栄養分が海に流れる量が減ってしまったことが原因ではないかと言われる方もいらっしゃいます。また、天候で雨が降るのが少なくなってしまったことによる栄養塩の不足を指摘される方もいらっしゃいまして、今期におきましてもノリの網をすごく減らして対応するということも、いろんな試行錯誤をやっていらっしゃる中でノリの出荷が相当減ってしまいましたし、また、そのノリの質においても、色落ち、ノリというのは真っ黒なノリの方がいいわけですけれども、その色が落ちてしまうような、なかなか質も下がってしまったということで苦しんでいらっしゃっていて、先日もテレビなんかでは、その有明海という産地のノリがすごく減ったことによって東京のノリを使われている問屋さんが輸入物に結構切り替えざるを得ないというような状況になっていて、中国や韓国のノリを増やしているということを報道もされておりました。
こうした状態にならないようにしていかなければならないというふうに思っておりますけれども、私の地元においては、昨年三月に、佐賀県、福岡県、熊本県、長崎県の四県漁協が諫早湾の潮受け堤防の開門をこれまで求めてきましたけれども、開門によらない有明海の再生を図るとする方針を示した農林水産大臣の談話について、断腸の思いで受け入れるというふうなことを表明されました。
それに併せて、七年度予算においてこの交付金を創設されることになりました。今後、十年間の加速化対策で総額百億円を措置することとしておりまして、現場の皆さんから非常に大きな期待を持たれております。この有明海再生に向けたせっかくの交付金ですので、現場のニーズに合った使い勝手の良いものにして、漁業者の皆さんがこの交付金があって良かったと思えるような体制をつくっていく必要があるというふうに思いますけれども、農林水産省の考えをお聞かせください。
19
江藤拓(自民)農林水産大臣
政策が変更になって、その結果、営農意欲が下がったということであれば、全く意味がないというふうに私は思っています。ですから、これから八年度の夏の概算要求が一番の勝負どころになりますが、そこで、今現行でしっかりやっていただいている方々が御納得をいただける、そして営農意欲を失うことがないと、そういう水準を維持できるように努力をしたいと思っております。
この発言のページ
20
山下雄平(自民)
山本政務官も手を挙げていらっしゃったので、せっかくですので、よろしくお願いします。
この発言のページ
21
山本佐知子(自民)農林水産大臣政務官
まず、今般の水田政策の見直しについての検討をスタートするに当たりまして、検討の大きな方向性を今回お示ししたものであります。今後、与野党の垣根を越えて、また現場の方々、関係団体も含めた幅広い御意見を丁寧に伺った上で、見直しの方向性を基本計画に位置付けてまいります。
その上で、事業の具体的内容については、各種の実態調査を行い、それらの結果をよく整理、分析した上で、意欲を持って取り組んでいる農業者の皆様の営農に支障が生じない支援の在り方について、令和七年度中に方針を策定し、そして令和九年度からの新しい水田政策に向けた令和八年夏の概算要求につなげてまいります。…
この発言のページ
- (上の発言)
22
山下雄平(自民)
ありがとうございます。
水田に残るという判断をされた人にとっても、畑地に切り替えてやるという、どういう判断をされた人にとっても、その判断をして良かったというふうに思ってもらえるような体制を是非つくっていただきたいというふうに思っておりますし、また、今自給率がなかなか低いと言われている作物についても、これから我々が作っていってその自給率を向上していくんだと思ってもらえるような後押しを是非お願いできればというふうに思っております。
続きまして、テーマを大きく変えまして、有明海の問題について伺いたいというふうに思っております。
有明海というのは、この九州において非常に、いろんなものを取れていますけれども、ノリが一応最大の産地でありまして、元々は佐賀県がずっと生産量は一位でありました。昨年、大きな不作によって結果的に兵庫県が一位になったわけですけれども、今も、今年においても佐賀県非常に苦しんで、佐賀県だけではなくて九州の有明海のノリ漁というのが非常に苦しい状況に置かれております。
その原因、いろいろ言われておりますけれども、一つには、例えば中山間地での農業が衰退して農業をやめられる方が増えたことによって、そうした肥料を含む栄養塩という栄養分が海に流れる量が減ってしまったことが原因ではないかと言われる方もいらっしゃいます。また、天候で雨が降るのが少なくなってしまったことによる栄養塩の不足を指摘される方もいらっしゃいまして、今期におきましてもノリの網をすごく減らして対応するということも、いろんな試行錯誤をやっていらっしゃる中でノリの出荷が相当減ってしまいましたし、また、そのノリの質においても、色落ち、ノリというのは真っ黒なノリの方がいいわけですけれども、その色が落ちてしまうような、なかなか質も下がってしまったということで苦しんでいらっしゃっていて、先日もテレビなんかでは、その有明海という産地のノリがすごく減ったことによって東京のノリを使われている問屋さんが輸入物に結構切り替えざるを得ないというような状況になっていて、中国や韓国のノリを増やしているということを報道もされておりました。
こうした状態にならないようにしていかなければならないというふうに思っておりますけれども、私の地元においては、昨年三月に、佐賀県、福岡県、熊本県、長崎県の四県漁協が諫早湾の潮受け堤防の開門をこれまで求めてきましたけれども、開門によらない有明海の再生を図るとする方針を示した農林水産大臣の談話について、断腸の思いで受け入れるというふうなことを表明されました。
それに併せて、七年度予算においてこの交付金を創設されることになりました。今後、十年間の加速化対策で総額百億円を措置することとしておりまして、現場の皆さんから非常に大きな期待を持たれております。この有明海再生に向けたせっかくの交付金ですので、現場のニーズに合った使い勝手の良いものにして、漁業者の皆さんがこの交付金があって良かったと思えるような体制をつくっていく必要があるというふうに思いますけれども、農林水産省の考えをお聞かせください。
23前前島明成農林水産省農村振興局長
お答えいたします。
有明海再生加速化対策交付金の具体化に当たりましては、有明海沿岸四県や関係漁業団体の御意見、御要望をお伺いしながら検討し、地元の方々が関心のある取組につきましては、上限額まで地元負担のない定額補助のメニューを盛り込んだところでございます。
農林水産省といたしましては、今後とも漁業者の方々の思いに寄り添いながら交付金事業を進めていく考えでございます。漁業者の方々が取り組みやすい、取り組みたいことができるよう、関係県と協力いたしまして、事業内容の丁寧な説明や計画作りの支援に努めてまいる考えでございます。
この発言のページ
24
山下雄平(自民)
是非ともその定額補助の事業を、先ほどおっしゃったように、地元の皆さん方が使いやすい形で、そしてそれに合った形でちゃんとできるということが大事ですので、是非とも、政府、予算、いわゆる国の予算の仕組みの理屈に合わせて、現場に合わせてもらうという形ではなくて、現場の皆さんの思いを受け止めるような形で対応できるように是非努力いただければというふうに思っております。
これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
この発言のページ
25羽羽田次郎(立憲)
立憲民主・社民・無所属の羽田次郎です。
先日、我が党の野田代表も初めて農林水産委員会で質疑をさせていただきましたが、野田代表が頭出し的に質問された内容と、あと江藤大臣の御答弁も踏まえながら、私も質問をさせていただきたいと思います。
まず、総額二兆二千七百六億円となった農林水産関連予算案についてですが、この予算案は、農業の構造転換の実現に向けた施策を初動の五年間で集中的に実行するという性格を有すると承知しております。昨年改正された食料・農業・農村基本法に食料安全保障が位置付けられたことを踏まえれば、これまでとは違う異次元の予算措置を講ずる必要があるとい…
この発言のページ