江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月13日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 175 発言)

おっしゃることはよく分かります。もう備蓄米は何のためにあるかといえば、大凶作とか連続する不作とか、そのときに国民の皆様方に御苦労を掛けないために備蓄をしているんだ、そのために年間五百億を掛けて、税金を掛けて持っているんだというものでありますから、この備蓄米が持っている目的はまずこれなんですよね、これなんですよ、価格の安定ということではなくてですね。

ですから、これが、今二十一万トン出して、九十一万トンの在庫から二十一万トン出すと、七十万トンになります。これで、追加で二十万トン出せば五十万トンになります。そんなときに、大変な事態が起こったときに、備蓄米としての本来の役割を国民に対して果たせるのかということを考えると、できるだけ備蓄米の総量は減らしたくないです、正直なところですね、本来の目的を果たせなくなったら大変ですから。ですから、もう委員のおっしゃることはよく分かります。まさに芯を食った御指摘だと思いますよ。

ですけれども、今回はまさにイレギュラーな事態ということであって、ほかに手がないというふうに判断いたしました。このままほっておいたら、まあ、悪い人たちとは言いませんが、市場に物を任せっきりにすると、どこまでこの異常な事態が悪化するか分からない、そのときの国民の皆様方の御苦労を考えると、たとえいろいろな御批判があっても、先々どういうことが起こるか分かりませんが、私が責任を取ればいいということであれば出すということにいたしました。

この備蓄というものに対する意識は、しっかりまずは持っていないと不安だというものだということは国民の皆様方にも分かっていただきたい。国会の質疑でも、百万トンで足りるのかという質問も大分受けました。一・八か月分しかないじゃないかと、ほかの国ではもっと持っているじゃないかというような御質問もいただきましたよ。

ですから、こういうことを考えると、備蓄米を出すということで総量が減るということについては抵抗感がやはりあったということは申し上げておきたいと思います。

前後のやりとり

59の発言を見る

67の発言を見る