御質問ありがとうございます。
私、現在の会員でございまして、連携会員とそれから会員も含めまして十年、約十年ぐらいでございます。私が会員になった後、あるいは連携会員にしていただいた後は、もう全てコオプテーション方式で行っております。
ところが、日本もかつては投票制だったというふうに聞いてはおります。ただ、その投票制の場合には、結局、選挙活動を行わなきゃいけないと。そうしますと、学閥であるとかなんとかが票集めに奔走せざるを得ないと、あるいは奔走させる。自分の弟子あるいは教え子なんか、あるいは研究室の学生なんかを動員して選挙に奔走させると。それが日本における本来の科学者の姿として適切かどうかというようなことが問われて、やはりその専門家が専門家の視点で、非科学的な選抜を排除して、純粋に科学的な業績だけで何重にも選抜していくと、内部で選抜していくというようなシステムが現在取られているということでございます。
諸外国でなぜこういう制度が取られているかというのは、恐らく上山先生がこの御研究の御専門ですから、後で聞いていただくということで、ちょっとあと一言だけ。
先ほどお話がございまして、現在のコオプテーション方式というのは不透明であると、だから今回、法案によって透明化しようと、こういうようなお話もよく聞きます。
ところが、これもホームページを御覧いただくと明らかなように、例えば、前の期、つまり二十五期で二十六期の人たちを選ぶときには、実はこれまで多くの学協会からの推薦等を受けておりました。そのときには、当然、名前と業績、それだけではなくて、まあ現在ではやや疑問があるかも分かりませんけど、ジェンダー、それから地域、地域性の問題、こういういろんな要素を考慮して、業績をもちろん中心に評価はいたしますけれども、様々な点を考慮して、何段にも分けてセレクトしていくわけでございます、内部で。二十五期の場合にはそれ以外にも、例えば日本弁護士連合会でございますとか、他の、私の法学関係でしたら、これまでそういうところからの推薦を受けてないような人たちでも、例えば弁護士さんの中にも研究業績、もう高いものを持っておられる方もいらっしゃいます。そういうところからも推薦していただきまして、私たちが多くの人間の目で何回も段階を経ながらセレクトしていくと、そういうような作業をさせていただいたということでございます。
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竹谷とし子(公明)
四人の先生方、ありがとうございます。
続きまして、上山参考人にお伺いしたいと思います。
やはり、四人の先生方のお話聞いておりましても、学術会議がやっぱりこれまで財政的に十分な予算がなく、活動をするに当たってもやはり制約があったのではないかというふうに感じているところでございますけれども、外部から、外部資金の獲得の意義というものもあると、必要性というものもあると思うんですけれども、それによって自主性、自律性、中立性が危うくなるのではないかという御意見に対して、それを防ぐ方法といいますか、決してそうではないということについて、どのように担保していくかとい…
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53上上山隆大政策研究大学院大学客員教授
先ほど参考人、別の参考人の方から出てきた例えば防災・減災という領域に関して、私もCSTIの常勤議員として、例えばSIPとかBRIDGEとか様々な資金を動かして、そのテーマについても取りかかっていました。これは、それだけでも数百億のお金を、僅か、私の目から見ると小さいと思いますが、動かして、そういういろんなプロジェクトについて動かしていました。
一方で、学術会議は、学協会を通して様々な人的なネットワークはありますけれども、その人たちをみんな動かして、ある特定のテーマに関して研究を行うだけの財務的な基盤はありません。もし真摯に国民が求めるような新たな学術の…
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竹谷とし子(公明)
ありがとうございます。
川嶋参考人に、済みません、伺いたいと思います。
今日、資料を御準備いただきまして、パネルも御準備いただき、ありがとうございました。資料一のところに、会員の選考というところで、アメリカ、英国、ドイツのことも御紹介をいただいております。ありがとうございます。
ここの資料の中に、会員の選考について、アメリカは会員の選挙を行っているということ、また英国は会員による推薦と投票ということが行われていること、またドイツは会員による投票が行われているという、そういう記述がございます。
コオプテーション方式というものを採用されているというこ…
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- (上の発言)
55川川嶋四郎同志社大学法学部法律学科教授
御質問ありがとうございます。
私、現在の会員でございまして、連携会員とそれから会員も含めまして十年、約十年ぐらいでございます。私が会員になった後、あるいは連携会員にしていただいた後は、もう全てコオプテーション方式で行っております。
ところが、日本もかつては投票制だったというふうに聞いてはおります。ただ、その投票制の場合には、結局、選挙活動を行わなきゃいけないと。そうしますと、学閥であるとかなんとかが票集めに奔走せざるを得ないと、あるいは奔走させる。自分の弟子あるいは教え子なんか、あるいは研究室の学生なんかを動員して選挙に奔走させると。それが日本における本来の科学者の姿として適切かどうかというようなことが問われて、やはりその専門家が専門家の視点で、非科学的な選抜を排除して、純粋に科学的な業績だけで何重にも選抜していくと、内部で選抜していくというようなシステムが現在取られているということでございます。
諸外国でなぜこういう制度が取られているかというのは、恐らく上山先生がこの御研究の御専門ですから、後で聞いていただくということで、ちょっとあと一言だけ。
先ほどお話がございまして、現在のコオプテーション方式というのは不透明であると、だから今回、法案によって透明化しようと、こういうようなお話もよく聞きます。
ところが、これもホームページを御覧いただくと明らかなように、例えば、前の期、つまり二十五期で二十六期の人たちを選ぶときには、実はこれまで多くの学協会からの推薦等を受けておりました。そのときには、当然、名前と業績、それだけではなくて、まあ現在ではやや疑問があるかも分かりませんけど、ジェンダー、それから地域、地域性の問題、こういういろんな要素を考慮して、業績をもちろん中心に評価はいたしますけれども、様々な点を考慮して、何段にも分けてセレクトしていくわけでございます、内部で。二十五期の場合にはそれ以外にも、例えば日本弁護士連合会でございますとか、他の、私の法学関係でしたら、これまでそういうところからの推薦を受けてないような人たちでも、例えば弁護士さんの中にも研究業績、もう高いものを持っておられる方もいらっしゃいます。そういうところからも推薦していただきまして、私たちが多くの人間の目で何回も段階を経ながらセレクトしていくと、そういうような作業をさせていただいたということでございます。
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竹谷とし子(公明)
ありがとうございました。時間ですので終わります。
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柴田巧(維新)
日本維新の会の柴田巧です。
今日は、四人の参考人の皆さん、本当にお忙しい中、ありがとうございました。そして、それぞれのお立場から貴重な御意見を賜りましたことに、私からも感謝を申し上げたいと思います。
順次お聞きしていきたいと存じます。
まず、上山参考人にお尋ねをします。
私どもは、やっぱりこの日本学術会議というのは、最終的に民営化を目指すべきではないかという基本的な考え方を持っています。独立性を担保するためにも、あるいは学問の自由を追求するためにも、やっぱり資金面でそういう意味ではまずは自立をしていくというのは大変重要なことだと考えていまして、そ…
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58上上山隆大政策研究大学院大学客員教授
日本学術会議と諸外国のアカデミーを比べたときにおける最大の私の残念な点は、このアカデミーに、我が国のアカデミーにそこまでの権威がないということです。
アカデミー・オブ・サイエンスのメンバーに選ばれるということは、それは学術のトップの人間の一人であると認められ、それによって大きな名誉を得るということにあります。例えば、大学の執行部なども、ノーベル賞を何人持っているかに加えて、アカデミー・オブ・サイエンスのメンバーをうちの大学は何人そろえているかということを自慢するぐらいの社会的な権威があるということです。この権威は一朝一夕につくられたものではなくて、単に…
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