さきの法案、能動的サイバー防御法案でありました。やはり日本は、どちらかといえば後発という部分の中で、私たちからも、国際的なルール作り、それを、むしろ日本だからできるそういうルール作りの先導役ということを私は期待を込めて申し上げたところでありますし、今回、AIをめぐる議論においても、日本の立ち位置、少し後発であり、これからというところ、国民の理解もこれからという部分であります。むしろそれを進めていくためにも、日本が積極的に今国際的なガバナンスの体制づくりを先導しているということ、これはポジティブに捉えて、国民にも説明をしながら、そして世界的に日本的なやり方で進めていくことということは私はこれポジティブに捉えていいんではないかと、そう思いますので、大臣には更にこれを発信していくこと、この推進法の成立、今日するんだと思いますけれども、これを契機に更に臨んでいただきたいと思います。
そこで、この広島AIプロセス等の取組を通じて、我が国はAIのガバナンスをめぐり国際的に一定の主導的な役割を果たしてきたと私も考えます。今次のAI推進法の基本理念、第三条五項では、我が国が人工知能関連技術の研究開発及び活用に関する国際協力において主導的な役割を果たすよう努めるとしています。我が国として目指すべき役割とその責務について、改めて、考え、所見を伺います。また、主導的な役割を担うため、我が国の課題は何でしょうか。
また、その前段には、人工知能関連技術の研究開発及び活用は、我が国及び国際社会の平和と発展に寄与するものとなるよう国際協調の下に推進することを旨としとありますが、そのことを達成するためにどのような取組が必要か、所見をお伺いいたします。
21
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
お答えします。
生成AIは、生産性の向上などのメリットをもたらす一方で、偽情報、誤情報の拡散などのリスクも存在するため、安全、安心で信頼できるAIを実現するためのルール形成が極めて重要であります。また、AIの開発、活用は国境を越えて広がるため、各国のルールについて国際的な相互運用性、これを確保する必要がございます。
このため、我が国は、令和五年、二〇二三年、G7議長国として、生成AIに係る国際的なルール形成を行う枠組みである広島AIプロセスを立ち上げ、AIの開発、利用について守るべき原則や、その具体的な行動例を定めた国際指針及び国際行動規範を取りまと…
この発言のページ
22
木戸口英司(立憲)
その流れの中で、二〇二四年五月、OECD閣僚理事会で、安全、安心で信頼できるAIの実現に向けて、広島AIプロセスの精神に賛同する国々の自発的な枠組みである広島AIプロセス・フレンズグループの設立が表明されたと。十二月末時点で、五十五か国・地域が参加していると認識しております。
本年二月、東京において、広島AIプロセス・フレンズグループの初の対面会合が開催されております。その成果と今後の展開についてお伺いをいたします。
この発言のページ
23
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
我が国は、G7を超えて開発途上国を含む国々とのAI分野における連携を強化するため、令和六年、二〇二四年五月に広島AIプロセス・フレンズグループを立ち上げ、現時点で五十六の国・地域にまで賛同国が拡大しております。
木戸口委員御指摘のとおり、本年二月には初の対面会合を東京で開催いたしまして、フレンズグループを通じた国際連携強化の重要性が再確認されるなど、活発な議論が行われました。私自身もこの会合の一部に参加させていただきました。
なお、この対面会合の際に、AI関連企業あるいは国際機関などがメンバーとなって、フレンズグループの活動を支援する新たなパートナー…
この発言のページ
- (上の発言)
24
木戸口英司(立憲)
さきの法案、能動的サイバー防御法案でありました。やはり日本は、どちらかといえば後発という部分の中で、私たちからも、国際的なルール作り、それを、むしろ日本だからできるそういうルール作りの先導役ということを私は期待を込めて申し上げたところでありますし、今回、AIをめぐる議論においても、日本の立ち位置、少し後発であり、これからというところ、国民の理解もこれからという部分であります。むしろそれを進めていくためにも、日本が積極的に今国際的なガバナンスの体制づくりを先導しているということ、これはポジティブに捉えて、国民にも説明をしながら、そして世界的に日本的なやり方で進めていくことということは私はこれポジティブに捉えていいんではないかと、そう思いますので、大臣には更にこれを発信していくこと、この推進法の成立、今日するんだと思いますけれども、これを契機に更に臨んでいただきたいと思います。
そこで、この広島AIプロセス等の取組を通じて、我が国はAIのガバナンスをめぐり国際的に一定の主導的な役割を果たしてきたと私も考えます。今次のAI推進法の基本理念、第三条五項では、我が国が人工知能関連技術の研究開発及び活用に関する国際協力において主導的な役割を果たすよう努めるとしています。我が国として目指すべき役割とその責務について、改めて、考え、所見を伺います。また、主導的な役割を担うため、我が国の課題は何でしょうか。
また、その前段には、人工知能関連技術の研究開発及び活用は、我が国及び国際社会の平和と発展に寄与するものとなるよう国際協調の下に推進することを旨としとありますが、そのことを達成するためにどのような取組が必要か、所見をお伺いいたします。
25
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
まず、我が国が目指すべき役割とその責務についてですが、我が国は生成AIのガバナンスに関しまして、既に述べたとおり、初めての国際的合意となる広島AIプロセスを令和五年、二〇二三年にG7議長国の立場で取りまとめたところでございます。また、今、木戸口委員から御指摘がございました本法案第三条第五項の基本理念に基づきまして、我が国はこうした世界における主導的な役割、これを今後も絶えず務めていく必要があると考えております。
また、なお、我が国が今後も国際的な議論において主導的な役割を担っていくためには、やはり国際的な交渉に対応できる人材の確保、これが一つの重要な課…
この発言のページ
26
木戸口英司(立憲)
この国際協調の点については、質問しておりましたが、いかがでしょうか。
この発言のページ
27渡渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
国際協調につきまして、お答えを申し上げます。
今、各国でそれぞれ、それぞれの歴史的な背景とか文化的な背景があるのでやむを得ないところはありますけれども、それぞれの国でそれぞれ異なった法体系ですとかルールが議論されております。AIは国際的に流通する製品、サービスでございますので、これですと使いにくい、開発しにくいということになってしまいます。かつ、分かりにくい制度を持っている国があると非常に不安だということになります。ですので、G7だけではなく、OECDですとかあるいは国連のIGFですとか様々な会議がございますので、そういう場でできる限りこのルールを合わ…
この発言のページ