ということは、まとめますと、生命を危険に冒すような機械というかそういうものにAIを今使ってやっていくというのは時期尚早であるし、安全性がまだ確保されていないので、それは慎重というよりはやめた方がいいですよという、そういう認識でいいですか。
大島九州男 (れいわ新選組)
2025年5月22日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 112 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 116 発言)
前後のやりとり
基本的にはそのようなことでいいと思います。 囲碁の場合のAIがまさにそうだったのですが、ルールを与えているわけですね。こういうルールで勝ち負けを判定しますよと。それはAIにトライアル・アンド・エラーを自動的に何度も何度もやらせたわけであります。そうすると、これまでの人間のいわゆる定石では発見されていない手法というのが発見されたというようなことがございました。この場合は、基準を与えていて、基準に対して最適化しなさいよという人間の意図は伝わっているわけですね。ただ、それはきっとこういう動作になるであろうなという我々の予想とは違う結果が出ていたわけであります…
引き続きあれなんですが、AIを使って今軍事目的でドローンで飛ばして攻撃していると、当然そのプログラムはこの目標に向かって行きなさいといって出すわけですけど、それを何らかの形で違う方向へ持っていくということもできるわけですよね。じゃ、それがブラックボックス化されて、今言うように勝手に、インプットは、我が国のために、平和を守るために君たちは頑張るんだぞというインプットであったと、ところが、それが何か違う意図せぬ国のところに例えば飛んでいったと。でも、それはAIからすると、いやいや、自分たちの国を守るためにそこを攻撃したんだみたいなことも起こり得るという、そう…
二つの事案があろうかと思います。 一つは、おっしゃった例の一つは、サイバー攻撃があったようなケースで、本来学習させたもの、あるいは利活用者が意図していたのとは違う目的が勝手に注入されたと、こういう形でのアタックを受けることによってシステムが乗っ取られる危険というのは当然ございます。これについては、したがって、結果をちゃんと検証して、ドローンの場合であれば、多分違った方向に行ったのが目に見えますので、その時点でシステムをシャットダウンして、安全回復、安全確保措置を講じるみたいなことが要請されることになります。 それとは別に、先ほどのバグと同じなのですが…
- (上の発言)
ということは、まとめますと、生命を危険に冒すような機械というかそういうものにAIを今使ってやっていくというのは時期尚早であるし、安全性がまだ確保されていないので、それは慎重というよりはやめた方がいいですよという、そういう認識でいいですか。
安全確保措置が十分に講じられていれば大丈夫だし、そうでなければいけないというのがお答えになろうかと思います。 一例として申し上げますと、医療に用いられるAI診断ですね、診断機器にAIを組み込んだ場合に、それがちゃんと動作しているし期待どおりだよなということは常に医師が点検して、その上でないと実際の医療行為につながらないようになっております。 このような形で、能力のある人がちゃんと監査した上でということであれば生命のようなものについても利用可能だと思いますし、何かインターネット上でいきなりAI病気診断システムが動き始めるというような事態は避けた方がよろ…
どうもありがとうございました。
以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。
参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。
参考人の皆様には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。(拍手)
本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十一分散会