御指摘のとおり、NEDOから委託された産業技術総合研究所におきまして、AIを活用した児童虐待対応支援システムの開発が行われていたということ、これは承知をしております。
このNEDOのシステムは、AIの基礎開発とその社会実装を目指すという目的の下、児童虐待対応支援を対象としたAIシステムを開発する中で、実用化に向けた実証を行うという観点から、特定の都道府県、三重県が用いるデータと業務フロー、アセスメント項目等に基づき開発されたものと承知をしております。
他方、国といたしましては、児童相談所の事務負担の軽減も含め、全国の児童虐待事案に迅速かつ的確に対応するため、全国の児童相談所で統一的に活用できるツールの開発、実装を目指し、各自治体間の運用実態の違い等も踏まえつつ、都道府県の業務フローやアセスメント項目に対応できるシステムを開発してきたところでございます。
このため、こども家庭庁の開発したシステムとNEDOのシステムとはアセスメント項目の数等も異なるものとなっておりまして、単純に比較できるものではないということも承知をしております。
なお、こうしたシステムの違いがあること等から、経産省との間で情報を共有するといったことは行っておりませんでしたが、AIの開発に当たっては様々な関連研究や文献等を参考にしており、そうした中でNEDOのシステムに関する研究成果も含まれていたものというふうに考えております。
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石垣のりこ(立憲)
御説明ありがとうございます。総額六十億円のうちの内数ということで。
今回こども家庭庁は児童虐待対応AIの開発におよそ十億円掛けているということで、まあ単純に比較はできないんですけれども、どういうふうにこの金額を捉えたらいいのか、ちょっと今の御説明では何とも言いようがないかなと思います。
産総研の既存のシステムは、産総研が設立したベンチャー企業AiCANというところのアプリを使って利用することになっていまして、このAiCANのホームページなどを見てみると、現在、十の自治体で利用されているそうなんです。当時はまだ厚労省の時代ですが、こども家庭庁は、このよ…
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52吉吉住啓作こども家庭庁支援局長
存じ上げておりました。
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石垣のりこ(立憲)
認識をしていたということですけれども、こども家庭庁、当時厚労省は、それとは別にこの児童虐待支援AIシステムの開発を始めたということで、これはどのような理由からでしょうか。
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- (上の発言)
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
御指摘のとおり、NEDOから委託された産業技術総合研究所におきまして、AIを活用した児童虐待対応支援システムの開発が行われていたということ、これは承知をしております。
このNEDOのシステムは、AIの基礎開発とその社会実装を目指すという目的の下、児童虐待対応支援を対象としたAIシステムを開発する中で、実用化に向けた実証を行うという観点から、特定の都道府県、三重県が用いるデータと業務フロー、アセスメント項目等に基づき開発されたものと承知をしております。
他方、国といたしましては、児童相談所の事務負担の軽減も含め、全国の児童虐待事案に迅速かつ的確に対応するため、全国の児童相談所で統一的に活用できるツールの開発、実装を目指し、各自治体間の運用実態の違い等も踏まえつつ、都道府県の業務フローやアセスメント項目に対応できるシステムを開発してきたところでございます。
このため、こども家庭庁の開発したシステムとNEDOのシステムとはアセスメント項目の数等も異なるものとなっておりまして、単純に比較できるものではないということも承知をしております。
なお、こうしたシステムの違いがあること等から、経産省との間で情報を共有するといったことは行っておりませんでしたが、AIの開発に当たっては様々な関連研究や文献等を参考にしており、そうした中でNEDOのシステムに関する研究成果も含まれていたものというふうに考えております。
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石垣のりこ(立憲)
広く見れば含まれていたのではないかということなんですけれども、厚労省、現こども家庭庁が新たな虐待対応支援AIシステムを開発する上で、この産総研の既存のAIで例えば不足しているところであるとか、こういうのを改善する一つの、まあ一つの何でしょうかね、土台というか、反面教師的なところも含めまして、これ参考にすることはできたのではないかと思います。
例えば、もう端的に言うと、AIに学習させている実例の件数ですよね。産総研の方は、既に五年以上前の研究ではありますけれども、およそ六千件のケースを学習していると。こども家庭庁の方は今回およそ五千件だということでござい…
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
委員御指摘のとおり、この必要な学習データ量というものは、いろいろな学習モデルですとか活用場面ですとか、そういう質、収集、この難易度というものによって総合的に設定されるものであるというふうに承知をしております。
本システムは、いわゆるオープンデータを用いるようなAIとは異なり、児童相談所において実際に対応した事案に関する情報を学習データとして用いたものであること等から、今般のAIツールの開発に当たって学習に用いるデータ数は五千件としております。
この点、検討会委員であるAI領域の有識者からも、この学習データの量が不足しているとかという指摘はございません…
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石垣のりこ(立憲)
でも、今から一つの事例がありますけど、二〇二三年五月に三重県の津市におきまして、四歳の児童が一時保護されずに虐待死するという痛ましい事件がありました。このケースでは、先ほどの産総研が開発したAIによる保護率三九%だと出たと報道されております。
この事件の報告書も読みましたけれども、素人目にもこれ保護が必要なケースと言わざるを得ないと思いました。それでもAIが判定した保護率三九%であったということなんです。一部報道では、このAIが出した保護率三九%、参考にしたというふうにも伝えられています。これ資料三で、まあテレビなどの報道でもそのように伝えられているん…
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