村上誠一郎 (自由民主党)総務大臣

2025年5月20日・第217回国会 参議院 総務委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 234 発言)

委員の御指摘どおり、NTT西日本の地域は、まあ我が選挙区もそうですが、離島が多いことにありまして、NTTの東日本よりも固定電話の赤字額が大きく、ブロードバンドについて未整備率が高くなっております。今後も、NTTの東日本を含め、固定電話の収支の悪化が見込まれますから、ユニバーサルサービスを安定的に提供できる環境を効率的に確保することが重要であると、そういうふうに考えております。

このような状況を踏まえまして、今回の見直しにつきましては、一つ、ユニバーサルサービスの提供について無線の積極的な活用を図るとともに、NTTのみに課されている電話のあまねく提供責務を見直すほか、二つ目は、NTT東西の経営の自由度を高めるため、その業務範囲等の規制や合併の認可を緩和するなどの措置を講ずることとしております。

一方、NTT東西の分離につきましては、現在もNTT東西の間のコストや収益構造の比較などを通じまして効率化の検証が可能となっているほか、ケーブルテレビ事業者等を各地域で競争できる環境を下支えする効果も有していると考えております。このことを踏まえまして、今回、NTTの東西の分離は維持することとしております。

ただし、委員の御指摘どおり、NTT東西の経営環境は厳しさを増しております。NTT東西の分離の在り方につきましては、その経営状況等を注視しながら、NTT東西の相互が公正競争に与える影響、また、事業成長、コスト改革のためにほかに取り得る手段等を踏まえながら引き続き検討していきたいと、そのように考えております。

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