熊谷裕人 (立憲民主党)

2025年6月3日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

ありがとうございます。なかなか総裁としては御答弁しにくいことだというふうに思っておりますけれど、少し前のデータになりますが、私が、多分、経団連がアンケートをされたというので、その輸出企業、そして輸入が主な企業さんを分け隔てなく、為替水準についてどれくらいがいいんだというたしかアンケートの結果が、百四十円から百四十四円ぐらいというような水準が大手の企業さんから出されていたように記憶をしておりまして、その当時は、アンケート取った当時は百六十円を超えるような円安の水準のときにアンケートを取って、そのお答えであったというふうに思っております。

輸出額が大きい自動車産業なんかはかなり収益というか、その利益への圧迫になっているというようなニュースもありますけれど、その予見ができれば、それぐらいの水準ということが予見ができれば対応できるというようなこともおっしゃっていたと思っておりますので、私自身は、今、今朝は百四十二円ぐらいだったと思いますけれど、この水準程度若しくは以下ぐらいで物価を安定させることに資するんではないかなと思っております。

ガソリンもですね、埼玉で百五十円、一リッター百五十六円なんという売値が出てまいりました。政府の元売への補助というものはあるんだと思いますが、ガソリンって一週間に一度仕切りをしていまして、割とその為替の影響というのは仕切り価格に影響が敏感に応じているところがあるので、最近のその円水準を期待というか反映をして、政府の補助も含めて一気に十円以上値下がりしているというガソリンスタンドが出てきているのかなというふうに思っておりますので、しっかりとそのやはり円水準をもう少し円高でコントロールしていくことが物価に対しては私自身はいいのかなというふうに思っておりますので、引き続き、それは私の信念として頑張っていきたいなというふうに思っております。

続いて、前回も総裁と議論させていただきました物価上昇率と、総合的な我々の認識している物価上昇率と基調的な、日銀の基調的な物価上昇率との乖離について、前回もちょっと質問させていただきましたけど、改めてもう一度、その答弁も含めて質問をさせていただきたいなというふうに思っております。

相変わらず食料品の価格の上昇が続いております。お米二千円出たというふうに、二千円の備蓄米が出ましたけれど、お米全体の値段ですると二十五円下がったなんというのがニュースになっているぐらいでありまして、生鮮食品も天候不順が回復してきたので少し値下がりをしていますが、相変わらず食料品価格というのは上昇が続いていると思います。

日銀、まあ総裁と前回も議論させていただいておりましたけれど、基調的な物価上昇率はまだ二%を下回っているんだというのが日銀の認識だというふうに私自身も思っておりますけれど、やはり、前回も言いましたけれど、私たちが感じている市場の物価の物価高、高いよねという感覚と、日銀のその基調的な物価の上昇がまだ二%を下回っているというのはかなりの乖離があるんじゃないかというふうに前回も指摘をさせていただいておりますけれど、五月二十七日に総裁が二〇二五年の国際コンファランス、カンファレンスの開会挨拶で、総合ベースで見た物価上昇率と基調的な物価上昇率の間に乖離があるというふうに認めている発言をされています。

その原因、なぜ乖離が起きてしまったのかという原因について、前回もなかなか難しい問題だというふうに御答弁をされていますけれど、改めて、この五月二十七日に総裁自身が乖離があるということを認められておりますので、その原因が何にあるのかというところをお尋ねをしたいと思います。

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