加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年5月27日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 104 発言)

まず、赤木俊夫さんに関しては、何回も申し上げておりますけれども、本当に高い志と倫理観を持って真面目に仕事に取り組んでいただきました。そうした方が公務に起因して自死という結果に至ったこと、これは心からおわびを申し上げるとともにお悔やみを申し上げたいと思いますし、今お話がありましたように、亡くなられた方自体にもまさにいろんな思いがあったと思いますし、また、御家族の方もそれに関していろんな思いを持たれている。それは、赤木さんのケースにおいても、また今御指摘があった学校におけるいじめの結果として亡くなられたケースにおいても、その点については同じものがあるんだろうと思っております。そうしたことを踏まえて、私どもとしてもできる限りの対応はさせていただきたいということはこれまで申し上げてきたところでございます。

その原因云々のお話がございましたけれども、これに関しても、損害賠償請求訴訟において、赤木俊夫さんが様々な業務に忙殺され、御自身も強く反発された本省からの決裁文書改ざん指示への対応を含め厳しい業務状況に置かれる中、精神面、肉体面において過剰な負荷が継続したことにより自死に至ったことについて国の責任は明らかとの結論に至り、また、決裁文書の改ざんという重大な行為が介在している事案の性質などに鑑み、認諾、つまり国の損害賠償義務を認めるとの判断に至ったこと、これはこれまでも御説明してきたところでございます。

また、今回の森友学園案件に係る文書改ざん一連の問題行為については、説明責任を果たす観点から、検察当局の協力も得て調査を進めた上で、平成三十年六月に調査報告書を取りまとめ、関与した職員に対し厳正な処分を行ったところでございます。

現在、開示作業を踏まえて調査報告書の内容を覆す新たな事実は明らかになっていないものと承知をしており、再調査が必要と考えているわけではございませんが、引き続き、まずは今回お示しさせていただいたスケジュールに沿って一連の文書の開示をしっかり進めていく、こういうことを通じて、赤木さんへの、あるいは御家族の思いにもしっかりと対処させていただきたいというふうに考えているところでございます。

お示しいただいた学校の事案の流れとこの構造自体が違うので、一概に同じということにはならないんだろうと思いますけれども、私どもとして、今申し上げましたように、これまで検察あるいは会計検査院等の捜査、検査等があったこと、また、我々としてもできる限りの調査を行い、現時点でそれ以上の新たな事実は出てきていない、こういう状況の中で、まずは、繰り返しになりますけれども、現在請求いただいている文書、この開示作業をしっかり進めていくということが私たちのまずやるべきことだというふうに認識をしております。

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