お答え申し上げます。
最近の関税政策でございますけれども、まず経済への影響という面で申し上げますと、主として海外経済の減速、それから企業収益の減少、あるいは不確実性の高まりによる支出の先送りなどの経路を通じまして我が国経済を下押す要因になるというふうに考えております。
また、御質問の物価でございますが、こちらは上下一応両方あり得ると思います。まず、成長ペースが鈍化いたしますので、需要面から物価に押し下げに作用する。一方で、例えばサプライチェーンの混乱などが起きますれば、これは供給面から押し上げ要因になるということだと思います。
ただ、この点、私どもの展望レポートでは、関税政策に関しまして前提を置いておりまして、今後、各国間の交渉がある程度進展するほか、グローバルサプライチェーンが大きく毀損されるような状況は回避されるということを前提にしております。そうした前提に立ちますと、物価面では押し下げ方向に作用すると考えているということでございます。
また、同じ前提の下でございますけれども、我が国経済の成長ペースが潜在成長率並みまで鈍化する、で、その後に、また海外経済が緩やかな成長経路に復していく下で成長率を高めていくという予想になっています。
したがいまして、需給ギャップでございますけれども、潜在成長率並みに鈍化している間は現状程度の水準で推移した後に、二〇二七年度までとなります見通し期間、三年間の見通し期間の終盤にかけて再び改善していくというふうに見ております。
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三宅伸吾(自民)
質疑をおまとめください。
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勝部賢志(立憲)
時間が来ましたので、質問は今日はここまでとしたいと思いますけど、幾つか通告をさせていただいた分についてはこの後また機会を見て質問させていただきます。
冒頭、先ほど申し上げた森友問題も引き続き注目しながら取り扱っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。
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浅田均(維新)
日本維新の会、浅田均でございます。
今回の議題でありますFRC報告につきましてちょっと言及させていただくとすれば、この期間、管理をめぐる処分とか、それから預金保険機構による金銭の譲渡もなかったという御報告でございます。だから、こういう何もなかったときに、まあ不要とは申しませんけれども、これから特別会計の件が出てきますので、むしろあっちの方にもっと時間を割くべきだというのが私の見解でございまして、音は鳴りませんでしたが拍手していただいた方いらっしゃいますので、見解を申し述べさせていただいて、今日は内田副総裁にお越しいただいております。私は、トランプ政権の…
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- (上の発言)
44内内田眞一日本銀行副総裁
お答え申し上げます。
最近の関税政策でございますけれども、まず経済への影響という面で申し上げますと、主として海外経済の減速、それから企業収益の減少、あるいは不確実性の高まりによる支出の先送りなどの経路を通じまして我が国経済を下押す要因になるというふうに考えております。
また、御質問の物価でございますが、こちらは上下一応両方あり得ると思います。まず、成長ペースが鈍化いたしますので、需要面から物価に押し下げに作用する。一方で、例えばサプライチェーンの混乱などが起きますれば、これは供給面から押し上げ要因になるということだと思います。
ただ、この点、私どもの展望レポートでは、関税政策に関しまして前提を置いておりまして、今後、各国間の交渉がある程度進展するほか、グローバルサプライチェーンが大きく毀損されるような状況は回避されるということを前提にしております。そうした前提に立ちますと、物価面では押し下げ方向に作用すると考えているということでございます。
また、同じ前提の下でございますけれども、我が国経済の成長ペースが潜在成長率並みまで鈍化する、で、その後に、また海外経済が緩やかな成長経路に復していく下で成長率を高めていくという予想になっています。
したがいまして、需給ギャップでございますけれども、潜在成長率並みに鈍化している間は現状程度の水準で推移した後に、二〇二七年度までとなります見通し期間、三年間の見通し期間の終盤にかけて再び改善していくというふうに見ております。
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浅田均(維新)
今副総裁の方から潜在成長率並みに鈍化しているという御発言がありまして、そこからいいますと、この間も植田総裁にお尋ねしましたら、GDPギャップはゼロ近傍という御答弁いただいておりますけれども、今の副総裁の御答弁からもGDPギャップはゼロ近傍というふうに受け止めたんですけれども、いかがでしょうか。
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46内内田眞一日本銀行副総裁
日本銀行のスタッフが推計しておりますマクロ的な需給ギャップの推計値は、昨年の十―十二月期でございますが、マイナスの〇・二七%となっております。また、内閣府が公表されておりますGDPギャップですが、こちらはプラスの〇・二%となっていると承知しておりまして、いずれにしましてもゼロ%近傍ということかと思います。
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浅田均(維新)
マイナスの〇・二七%、それから内閣府がプラス〇・二%、これいつも違うんですね。まあそれは違うデータに基づいて算定されるんだから違う結果が出てくるというのは当然のことだと思いますけれども、何か一元化できないかなといつも思っております。
それで、日銀のスタッフの方が私は何か正確な計算をされているような気がいつもしております。
GDPギャップって、植田総裁なんかも講演のときに常に金利政策の指標の一つとして取り上げられる指標、重要な指標でございまして、これは言わば総需要が総供給と等しくなる、実質利子率が自然利子率と等しくなる、現実の失業率が自然失業率となる重…
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