お答え申し上げます。
物価上昇の背景には様々な理由がございますけれども、食料品価格を中心に、物価上昇率が二%を上回る状態が続いているということは国民生活にマイナスの影響を与えていることと十分認識しております。
先行きにつきましては、不確実性はなお大きい状況でありますが、前年比で見て上昇率は次第に低下していくというふうに見ております。また、各国の通商政策等の影響を受けまして我が国の成長ペースは鈍化しまして、それが物価を押し下げる方向に作用する可能性があると考えております。
こうした中、今回の決定会合では、現在の緩和的な金融環境を維持することで引き続き経済活動をしっかりとサポートしていくことが適当と判断したところでございます。
先々につきましては、各国の通商政策等の影響が和らいでいく下で我が国の経済の成長率は再び高まりまして、基調的な物価上昇率も二%に向けて高まっていくものと見ております。こうした見通しが実現していくとしますれば、経済・物価情勢の改善に応じまして、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになると考えております。
39地地下誠二株式会社日本政策投資銀行代表取締役社長
お答えいたします。
守秘義務契約につきましては、私どもは顧客との信頼関係で非常に重要なものだと思っています。
一方で、特定投資ということで、国のお金を半額預かりながら運用いたしますので、大臣も御指摘されましたけれども、今後、可能な限りの透明性、なるべく個別の、個別の会社の個別の金額という結構機微情報に触れる部分とか、場合によっては、我々、上場企業も対象としておりますので、インサイダーの問題とか結構慎重な部分も必要でございますけれども、今回、投資期間が十年に延びるということもありますし、何か損失を先送りしているんじゃないかとか、政策効果が発現していない…
この発言のページ
40柴柴愼一(立憲)
DBJのホームページを見ると、こんな案件ありますということが、一般のプロパー業務と特定投資業務が何かちりばめてあるんですよねっていうことでいったときに、じゃ、どういう在り方がいいんだということを含めて、是非今後の、今までの契約というのはもう守秘義務が掛かっているかもしれませんが、これからの特定投資業務を行うに当たっては、そんな透明性の確保に是非配慮いただくような取組を検討いただくことを要請申し上げて、時間ですので私の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
この発言のページ
41
上田勇(公明)
公明党の上田勇です。今日はどうかよろしくお願いいたします。
法案に関する質問に入る前に、日本銀行の金融政策について一点質問させていただきます。
五月一日の政策決定会合で金融政策の現状維持を決定しました。その理由として、先行きの物価上昇率の下振れリスク、すなわち物価の上昇率がこれから低下するものと思われるということを挙げております。展望レポートなどでは、アメリカの通商政策の影響等も含めた詳細な分析も行われているんですけれども、ただ、こうした見方というのは、今の国民生活、国民の生活実感とはちょっと懸け離れているんではないのかなという気がいたします。生活実…
この発言のページ
- (上の発言)
42中中村康治日本銀行理事
お答え申し上げます。
物価上昇の背景には様々な理由がございますけれども、食料品価格を中心に、物価上昇率が二%を上回る状態が続いているということは国民生活にマイナスの影響を与えていることと十分認識しております。
先行きにつきましては、不確実性はなお大きい状況でありますが、前年比で見て上昇率は次第に低下していくというふうに見ております。また、各国の通商政策等の影響を受けまして我が国の成長ペースは鈍化しまして、それが物価を押し下げる方向に作用する可能性があると考えております。
こうした中、今回の決定会合では、現在の緩和的な金融環境を維持することで引き続き経済活動をしっかりとサポートしていくことが適当と判断したところでございます。
先々につきましては、各国の通商政策等の影響が和らいでいく下で我が国の経済の成長率は再び高まりまして、基調的な物価上昇率も二%に向けて高まっていくものと見ております。こうした見通しが実現していくとしますれば、経済・物価情勢の改善に応じまして、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになると考えております。
43
上田勇(公明)
ありがとうございます。
今答弁にもありましたけれども、非常に今、世界経済の先行きが不透明であって、現時点で金融政策の変更をするというこのリスクというのは非常に高いということはよく理解をしているところであります。
ただし、実質金利が今もうマイナス二%程度という極めて低い水準にあるわけでありまして、この金融緩和を続けていくと、本当に物価を更に上昇させるんではないかというような疑問も拭えないところであります。
今いろいろと御説明あったとおり、非常にアメリカの動向なども不透明なわけでありますけれども、今後、やはりこの物価も十分考慮しながら、今御答弁にあった…
この発言のページ
44
三宅伸吾(自民)
日本銀行中村理事、御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。
この発言のページ
45
上田勇(公明)
次に、財務省に法案の内容についてお伺いをしたいというふうに思います。
財務省では、昨年、各方面の有識者で構成する特定投資業務に関する勉強会を開催をし、その取りまとめでは特定投資業務の成果や必要性が確認をされて、今回の法改正に至ったものだというふうに承知をしています。現状、それに加えて、米国によります関税引上げ始め、各国の通商政策に起因して国内経済の先行きが極めて不透明になっております。
石破内閣では賃上げと投資による成長型経済の実現を目指しているんですけれども、我が国経済を腰折れさせないように国内投資を促進をしていく必要があると考えています。そのため…
この発言のページ