植田総裁にお尋ねをいたします。何となく名前が、漢字は違いますが一緒ですので、若干調子が悪いところもありますが。
藤巻議員から非常に高いレベルでの議論がありました。私は、正直なところ、日銀は三つの異常な世界に入っていると、こんなふうに思っております。
黒田あるいは故安倍総理の俗に言うアベクロバズーカ砲と言われる異次元の金融緩和が、二年で終わればよかったんでしょうが、そうならずに続いてしまったというところに、低金利がずっと続いている、事実上金利のない世界になってしまった。
この件で言えば、国民が本来得るべき金利所得を得ることができなくなった。それだけでも消費を拡大することができない世界になっておりますし、あるいはまた、この頃では政府を挙げて預金から投資へという、そうしたことを言っておりますが、またこの動きになると詐欺師の連中がどんどん集まってきて、こうした、そう金融面について詳しくない人たちが被害に遭ってしまうと、それどころか、銀行そのものがそんなことをやってしまったというのがスルガ銀行の事件でありますし、なかなかこの金利が異常な状態の中では地方の金融機関、先ほど報告の中では非常に金融は安定しているということでありますが、私は地銀を始め信金等々組合も含めて安定しているとはとても思えません。
地方の人口が減っていきます。そして、いわゆるプロジェクト案件というのが減っていきます。そうすると、貸出しが小さくて、なおかつ預金金利はほとんどないわけですけれども、いずれにしても仕事にならない、ビジネスモデルが成り立たないという仕掛けになってきていますので、ますます人口減少の速度が早くなってくるという。この異常な低金利がそういう側面も持っているということも申し上げたいと思います。
また、この点に関して言えば、藤巻議員からもお話がありましたけど、私に言わせると、右足を泥沼から力強く抜くには左足に力入れなくちゃいけないと、そうすると左足がますます深みにはまってしまうという、そういう側面を持っていますので、この低金利の状態をどうしたら正常に持っていけるのか、そうした見通しについて、総裁の基本的な考え方をまずお伺いしたいと思います。
88伊伊藤豊金融庁監督局長
日本法人でありますIG証券の財務書類の営業収益については、親会社からの国際取引に関する日本法人等への収益分配金等が大宗を占めているということは承知をしておりますが、二〇二三年度の同社の財務書類には既に監査法人の適正監査意見が付されているところでありまして、金融庁として、当該書類について現時点で特段の問題を承知しているということではございません。
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89
上田清司(国民)
ありがとうございます。
とりわけ国税庁、こうした数字を見ればある程度分かるわけですね。なぜ法人税が一億前後なのか、販管費がこんなに高いのか、普通の証券会社、まあ証券会社といってもちょっと性格が異なる証券会社でありますが、ある程度分かるわけですね。そういうのを常にピックアップしていただきたいということを改めてお願い申し上げて、終わりますので、どうぞ御了承を、退場、あっ、退場と言ったら大変失礼しました。委員長、お引取りをいただいても結構でございます。
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90
三宅伸吾(自民)
国税庁小宮次長は退席されて結構でございます。
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- (上の発言)
91
上田清司(国民)
植田総裁にお尋ねをいたします。何となく名前が、漢字は違いますが一緒ですので、若干調子が悪いところもありますが。
藤巻議員から非常に高いレベルでの議論がありました。私は、正直なところ、日銀は三つの異常な世界に入っていると、こんなふうに思っております。
黒田あるいは故安倍総理の俗に言うアベクロバズーカ砲と言われる異次元の金融緩和が、二年で終わればよかったんでしょうが、そうならずに続いてしまったというところに、低金利がずっと続いている、事実上金利のない世界になってしまった。
この件で言えば、国民が本来得るべき金利所得を得ることができなくなった。それだけでも消費を拡大することができない世界になっておりますし、あるいはまた、この頃では政府を挙げて預金から投資へという、そうしたことを言っておりますが、またこの動きになると詐欺師の連中がどんどん集まってきて、こうした、そう金融面について詳しくない人たちが被害に遭ってしまうと、それどころか、銀行そのものがそんなことをやってしまったというのがスルガ銀行の事件でありますし、なかなかこの金利が異常な状態の中では地方の金融機関、先ほど報告の中では非常に金融は安定しているということでありますが、私は地銀を始め信金等々組合も含めて安定しているとはとても思えません。
地方の人口が減っていきます。そして、いわゆるプロジェクト案件というのが減っていきます。そうすると、貸出しが小さくて、なおかつ預金金利はほとんどないわけですけれども、いずれにしても仕事にならない、ビジネスモデルが成り立たないという仕掛けになってきていますので、ますます人口減少の速度が早くなってくるという。この異常な低金利がそういう側面も持っているということも申し上げたいと思います。
また、この点に関して言えば、藤巻議員からもお話がありましたけど、私に言わせると、右足を泥沼から力強く抜くには左足に力入れなくちゃいけないと、そうすると左足がますます深みにはまってしまうという、そういう側面を持っていますので、この低金利の状態をどうしたら正常に持っていけるのか、そうした見通しについて、総裁の基本的な考え方をまずお伺いしたいと思います。
92植植田和男日本銀行総裁
私ども、先ほど来少し申し上げましたが、基調的な物価上昇率が徐々に上昇してきたということを受けまして、昨年三月に大規模金融緩和の枠組みを見直しましたし、その後、昨年の七月と本年の一月と政策金利を引き上げてきたところでございます。
今後も、展望レポートで示しました経済、物価の見通しが実現していくとすれば、それに合わせて金融緩和の度合いを調整していくという考えでございます。
ただし、足下、これも先ほど来議論がありましたけれども、米新政権の関税政策等の影響等を含めまして様々な不確実性が発生しておりますので、予断を持たずに点検しつつ、適切な政策を判断してまいり…
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93
上田清司(国民)
続いて、国債の日銀引受けについて議論をさせていただきたいと思います。
ピークの五百八十五兆、これ二四年の三月の決算だと思いますが、それから五百七十四兆円に減ってきていると。
日本経済が順調に回復することを前提に、こうした日銀引受けの総額を少しずつ減らしていくという仕組みを一生懸命やっておられるというふうに私も認識しているところでございますが、トランプ関税で先行きが非常に不安になってきておりますが、こうした状況の中で国債の消化というのが可能なのかどうか、こうした見通しについて総裁から承りたいと思います。
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94植植田和男日本銀行総裁
私ども、昨年の七月に、来年の三月までの国債買入れの減額計画を決定いたしました。
その際の考え方といたしまして、長期金利は市場において形成されることが基本である、ただ、日本銀行による国債買入れの今後を考えていく際に、国債市場の安定に配慮するための柔軟性を確保しつつ、しかし、予見可能な形で減額していくことが適切というふうに考え、その骨子を示したところでございます。
現在、この計画に沿って減額を進めております。月間買入れ額で申し上げますと、昨年七月時点では月間五・七兆円程度でございましたが、段階的に減らしてきておりまして、来年の一から三月期には二・九兆円程…
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