お答え申し上げます。
昨年四月に設立されましたJ―FLECでございます。これの、委員御指摘のとおりKPIがございまして、講師派遣やセミナー、イベント、これについて、実施回数が年間で一万回、それから参加人数が七十五万人、これを年間の目標としております。
この目標ですけれども、これは、J―FLECが機能を集約いたしました関係五団体のJ―FLECの設立前の二〇二二年度の実績値、これは五千回でございまして、それの二倍、それから参加人数が三十万人、これを二・五倍にするという、かなり野心的な目標となっています。
委員御質問のことですけれども、二〇二四年度におけるこの目標値の達成状況については現在集計中でございますけれども、先ほど申し上げました関連五団体の二〇二二年の実績値、これとほぼ同じ、同水準になるというふうに見込まれております。このように、二〇二四年度におけるJ―FLECの実績と目標には差異がございます。ただ、J―FLECにおいては、あえて高い目標を継続いたしましてこれを可能な限り早期に達成する、このために全力を挙げるということで、一刻も早く全国に金融経済教育を行き届かせていきたいという方針でございます。
一方で、二〇二四年度に実際に講師派遣を受けた、あるいはセミナーに参加された方からの事後の評価は高くございまして、したがいまして、現在の一番の課題は、やはりJ―FLECにおけるこれらの活動の認知度、これが必ずしも高くないということだというふうに我々は分析しております。
こうした状況を踏まえまして、J―FLECとしては、二〇二五年度においては、講師派遣については、官公庁あるいは経済団体、教育機関に対して、例えば新入社員の研修や社内勉強会への具体的な派遣事例を御紹介させていただきまして、J―FLECの機能を周知あるいは広報、これを強化していきたいというふうに考えています。それから、イベント、セミナーについてですけれども、これは、金融機関あるいは企業、教育機関、地方公共団体も様々な形でセミナー等をやっていただいておりますので、これとの共催であったり、あるいは協力だったりということを働きかけていきたいというふうに思います。
いずれにしましても、先ほど委員の方で御質問がございましたとおり、NISAの普及等もありまして、金融経済教育についてはこれまで取り組んでこなかった依頼が来るなど、そのニーズに広がりが見られております。金融庁としては、J―FLECのこうした取組をしっかり後押ししていきたいと考えております。
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杉久武(公明)
今御答弁ありましたように、不確実性はあるものの、基調的な物価上昇率は二%の目標に近づいているというような御認識があったというふうに思いますが、何よりも大切なことは、物価の上昇を上回るやはり賃金上昇と家計支出の改善が必要でありますので、この点は政治の側からあらゆる施策を動員していかなければならないというふうに思っております。
そこで、次に、家計支出について確認したいと思いますけれども、内閣府が三月十一日に発表いたしましたGDP統計によりますと、直近二〇二四年十月から十二月期の家計最終消費支出は横ばいであったということでありまして、消費者態度指数など個人消…
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52中中村康治日本銀行理事
最近の個人消費を見ますと、食料品価格の上昇などを受けまして非耐久消費財には弱めの動きが見られておりますが、全体としては緩やかな増加基調にあると認識をしております。先行きの個人消費につきましては、御指摘のように、しっかりとした賃上げが継続すると見込まれる下で、これまでの食料品価格の上昇の影響が減衰していけば、緩やかな増加を続けると見ております。
もっとも、米国の関税政策の影響など内外の経済、物価をめぐる不確実性が高い点には留意していく必要があるかと思っております。
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杉久武(公明)
可処分所得の増加こそやはり消費抑制緩和の鍵でございますので、今年の更なる賃金上昇によって、物価上昇率を安定的に上回り、実質賃金増加による消費全体の拡大を図るためにも、家計支出の動向については今後も注視をしていきたいと思います。
次に、所得の増加に関連して、金融経済教育について伺いたいと思いますけれども、先般、NISAの累計買い付け額が、政府が二〇二七年までの目標として掲げていた五十六兆円を超えたとの報道がございました。我が国に広く投資というものが浸透したのはこのNISAによるところも大きかったのではないかと思いますが、冒頭にも申し上げましたいわゆるトラ…
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- (上の発言)
54堀堀本善雄金融庁総合政策局政策立案総括審議官
お答え申し上げます。
昨年四月に設立されましたJ―FLECでございます。これの、委員御指摘のとおりKPIがございまして、講師派遣やセミナー、イベント、これについて、実施回数が年間で一万回、それから参加人数が七十五万人、これを年間の目標としております。
この目標ですけれども、これは、J―FLECが機能を集約いたしました関係五団体のJ―FLECの設立前の二〇二二年度の実績値、これは五千回でございまして、それの二倍、それから参加人数が三十万人、これを二・五倍にするという、かなり野心的な目標となっています。
委員御質問のことですけれども、二〇二四年度におけるこの目標値の達成状況については現在集計中でございますけれども、先ほど申し上げました関連五団体の二〇二二年の実績値、これとほぼ同じ、同水準になるというふうに見込まれております。このように、二〇二四年度におけるJ―FLECの実績と目標には差異がございます。ただ、J―FLECにおいては、あえて高い目標を継続いたしましてこれを可能な限り早期に達成する、このために全力を挙げるということで、一刻も早く全国に金融経済教育を行き届かせていきたいという方針でございます。
一方で、二〇二四年度に実際に講師派遣を受けた、あるいはセミナーに参加された方からの事後の評価は高くございまして、したがいまして、現在の一番の課題は、やはりJ―FLECにおけるこれらの活動の認知度、これが必ずしも高くないということだというふうに我々は分析しております。
こうした状況を踏まえまして、J―FLECとしては、二〇二五年度においては、講師派遣については、官公庁あるいは経済団体、教育機関に対して、例えば新入社員の研修や社内勉強会への具体的な派遣事例を御紹介させていただきまして、J―FLECの機能を周知あるいは広報、これを強化していきたいというふうに考えています。それから、イベント、セミナーについてですけれども、これは、金融機関あるいは企業、教育機関、地方公共団体も様々な形でセミナー等をやっていただいておりますので、これとの共催であったり、あるいは協力だったりということを働きかけていきたいというふうに思います。
いずれにしましても、先ほど委員の方で御質問がございましたとおり、NISAの普及等もありまして、金融経済教育についてはこれまで取り組んでこなかった依頼が来るなど、そのニーズに広がりが見られております。金融庁としては、J―FLECのこうした取組をしっかり後押ししていきたいと考えております。
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杉久武(公明)
金融経済教育の取組は大変重要でございますので、金融リテラシーの向上や金融意識の行動の変容といった効果が着実に現れるように、引き続き御尽力をお願いしたいと思います。
次に、こうした経済好循環の足かせとなりかねない人手不足についてお伺いをしたいと思いますけれども、日銀が今月一日に発表した短観によりますと、雇用人員判断DIが示す人手不足感の強さはバブル期並みの水準が続いていると。また、いわゆる人手不足倒産が過去最多を更新したとの民間の調査結果も出ております。
企業の積極的な賃上げと家計の支出の改善、そして需要の拡大という経済好循環の構築は待ったなしでござい…
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56中中村康治日本銀行理事
最近の人手不足は企業行動に様々な面で影響を及ぼしていると認識をしております。先行きも人手不足感が強い状況が続きやすいとの見方が広がる下で、賃金を引き上げて人材を確保する動きが強まっていますほか、賃金の上昇を前提に経営戦略を策定する先も見られております。また、人材の育成やデジタル関連などの省力化投資に積極的に取り組む動きも見られております。
こうした企業の前向きの行動が広がり、経済全体として生産性を高めていくことができるか注視してまいりたいと思っております。
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杉久武(公明)
人手不足はやはり好循環を阻む重要なリスク要因になりますので、こうしたリスク解消のためにも、例えば生産性の向上や労働環境の改善など、効果的な取組を更に進めていく必要がございますが、その中で、一つ鍵となるのはやはりデジタル化ではないかというふうに思います。
デジタル化は、あらゆる意味で人手不足対策に資すると同時に、生産性向上に向けた第一歩であると確信をしております。
そこで、こうした観点から、次に、日銀で対応されております国庫金事務のデジタル化について確認をしたいと思います。
先月の本委員会でも質問いたしましたが、例えば所得税の確定申告はe―Taxの利…
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