植田和男日本銀行総裁

2025年3月13日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 123 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 198 発言)

マネタリーベースはどれくらいの水準が適正かという御質問でしょうか。

これは、バランスシートの拡大の局面から、利上げとかバランスシートの縮小の局面に入った中央銀行は世界中で今直面している問題でございまして、端的に申し上げますと、どの中央銀行もまだ自信を持ってこの辺が正解であるという水準を見出せていないというところかなと思います。

例えば、FRB、アメリカの中央銀行でございますと、現状、バランスシートの規模は、例えば銀行券の発行残高をまだ大きく上回っている水準にありますけれども、適切な準備預金残高への円滑な移行を実現するという観点から、去年の六月くらいから、債券保有額の削減ペース、あるいはバランスシートの削減のペースをややゆっくりにしてございます。

私どもも国債の買いオペの減額を始めていますので、当面バランスシートの大きさは少しずつ縮小をしていくということになると思いますが、最終的にどの辺が望ましい着地点かということについては、海外の経験も参考にしつつ、ある程度時間を掛けて検討していきたいと思っております。

前後のやりとり

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