ありがとうございます。
では、我が国ではどうでしょう。代読お願いします。
一方で、日本の状況はどうでしょうか。現在の法令上の基準では、インスリン治療を要する糖尿病のパイロットについて、診断が付いた時点で一律不適合となります。
資料三の一の条文を御覧ください。発症前に資格を持ち乗務に当たっていた場合は、発症時に有効期限が残っていたとしても、その時点でパイロット乗務は続けられないと法律で規定されています。
資料三の二の条文も御覧ください。発症後に資格取得をする場合は、操縦訓練すら受けられません。
しかし、近年、糖尿病の治療に関しては、インスリンを含む医薬品自体、また薬を投与するインスリンポンプや血糖を持続的にモニタリングする医療機器等の目覚ましい進歩があり、血糖値を管理しやすい環境が整ってきました。それを受け、インスリンを使用する糖尿病を持つ人も血糖コントロールがしやすくなり、様々な職種で働くことが可能になったと言われています。
このように、諸外国が門戸を広げている状況や、少子高齢化の日本の課題を踏まえ、日本でもインスリン治療を要する糖尿病を持つ方に対して乗務の可能性を探る調査が始まったと聞いています。
大臣、この調査の背景、目的、現状について、簡潔に御説明をお願いいたします。
100
天畠大輔(れいわ)
れいわ新選組の天畠大輔です。代読お願いします。
本日は、国土交通関係の欠格条項について質問します。
資料一を御覧ください。
ジャスティン・モリスさんを御存じですか。糖尿病とともに生きるプロサイクリストチームの元メンバーで、御自分の経験を基に世界中の糖尿病を持つ子供たちを励ます活動をされています。1型糖尿病を十歳で発症した彼の将来の夢はパイロットでしたが、発症当時、医師に、1型糖尿病ではパイロットになれないと言われ、絶望しました。糖尿病とともに生きる将来に希望を持つことができなくなり、その後、何年も悲しみが続いたそうです。
資料二を御覧ください。
…
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101
中野洋昌(公明)国土交通大臣
お答え申し上げます。
パイロットは業務を的確に遂行する上で心身の健康というのは極めて重要でございますので、国際基準に基づき、航空身体検査を定期的に受け、操縦に支障がないことの証明を受ける必要がございます。この場合におきまして、身体検査基準に適合しない場合でも、一定の条件を付すなどして、安全に業務を遂行できることが医学的に担保できる場合には、操縦に支障がないものとして証明を行うということは認められているところでございます。
御指摘のありましたのは、インスリン治療を必要とする糖尿病についてでございます。これは、運航中に突然業務を行うことができなくなるおそ…
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102
小西洋之(立憲)
天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。
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- (上の発言)
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天畠大輔(れいわ)
ありがとうございます。
では、我が国ではどうでしょう。代読お願いします。
一方で、日本の状況はどうでしょうか。現在の法令上の基準では、インスリン治療を要する糖尿病のパイロットについて、診断が付いた時点で一律不適合となります。
資料三の一の条文を御覧ください。発症前に資格を持ち乗務に当たっていた場合は、発症時に有効期限が残っていたとしても、その時点でパイロット乗務は続けられないと法律で規定されています。
資料三の二の条文も御覧ください。発症後に資格取得をする場合は、操縦訓練すら受けられません。
しかし、近年、糖尿病の治療に関しては、インスリンを含む医薬品自体、また薬を投与するインスリンポンプや血糖を持続的にモニタリングする医療機器等の目覚ましい進歩があり、血糖値を管理しやすい環境が整ってきました。それを受け、インスリンを使用する糖尿病を持つ人も血糖コントロールがしやすくなり、様々な職種で働くことが可能になったと言われています。
このように、諸外国が門戸を広げている状況や、少子高齢化の日本の課題を踏まえ、日本でもインスリン治療を要する糖尿病を持つ方に対して乗務の可能性を探る調査が始まったと聞いています。
大臣、この調査の背景、目的、現状について、簡潔に御説明をお願いいたします。
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中野洋昌(公明)国土交通大臣
お答え申し上げます。
国土交通省では、医療技術の進歩などを踏まえまして、定期的にこのパイロットの身体検査基準の見直しを行っております。
御指摘のインスリン治療を要する糖尿病患者の方につきましては、近年の治療法や医療機器の進歩により諸外国では操縦が認められる事例があることを踏まえまして、我が国においても、令和五年度より身体検査基準の見直しについて検討を開始しているところであります。
現在、諸外国における糖尿病患者の方に対する乗務の条件など具体的な基準の内容を調査をしているところでありまして、今後、糖尿病や航空医学の専門家の御意見を伺いながら検討を進め…
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小西洋之(立憲)
天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。
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天畠大輔(れいわ)
諸外国に遅れてではありますが、前向きな議論が始まったのは喜ばしいことです。代読お願いします。
インスリン治療を要する糖尿病のパイロットに関して、新たに実効性のある基準を作るというならば、医学的な視点だけでなく、当事者ならではの視点も重要です。議論に当たっては、どうしたら安全に乗務できるかについて、海外で実際に適合とされ航空機に乗務するインスリン治療を要する糖尿病パイロットの声を集めてはどうでしょうか。
例えば、冒頭の資料一、ジャスティン・モリス氏のメッセージでは、1型糖尿病と医学博士号を持つオーストラリアのパイロット、ジェレミー・ロバートソン博士のこ…
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