平田研国土交通省不動産・建設経済局長

2025年3月24日・第217回国会 参議院 国土交通委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 120 発言)

空き家バンクは、流通市場に乗りにくい空き家や空き地等の情報を掲載し、移住等により空き家等の利活用を希望される方とのマッチングを図ることで空き家等の流通を促進するための仕組みと承知をしております。

国土交通省が令和五年度に行いました空き家バンクの設置・運営に関するアンケートによりますと、空き家バンクの成果、実績に関して自治体が抱えている課題として、約七割の自治体が空き家バンクへの登録物件数が少ないことを挙げております。また、空き家バンクの運営方法につきましては、民間団体等と連携している自治体が約半数となる一方、自治体のみで運営している自治体は、その四割が適切な協力先がいない、見付からないと答えております。こうした状況から、空き家の利活用促進のためには、空き家の情報を掘り起こして流通市場に乗せること、そして空き家の流通に取り組む民間事業者と自治体とのマッチングを図ることが非常に重要であると認識しております。

国土交通省におきましては、昨年六月に不動産業による空き家対策推進プログラムを作成し、不動産事業者のノウハウを活用した空き家の利活用の促進を推進しているところであります。具体的には、全国版空き家・空き地バンクにおいて、空き家等の所有者向け情報や動画を活用した地域情報の発信を強化するとともに、全国的なネットワークを生かした不動産業界団体等による多様な相談体制の構築、自治体と不動産事業者等のマッチング機会の提供等に総合的に取り組んでいるところであります。

引き続き、空き家バンクの活用を含めまして、官民連携による空き家の流通促進に努めてまいります。

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