お答え申し上げます。
まず、二〇四〇年度のエネルギー需給見通し公表してございますけれども、この中では、二〇四〇年、温室効果ガス七三%削減を前提にいたしまして、再エネ、水素、CCSなどの分野において技術革新が実現することを想定した上で将来のエネルギー需給の姿を一定の幅でお示ししているところでございます。
御指摘もございました、いわゆるリスクシナリオと呼んでおりますけれども、これにつきましては、その二〇四〇年度時点で脱炭素技術の開発が期待されたほど進展せず、コスト低減等が十分進まないような事態におきましても、エネルギーの安定供給を確保するべく、参考値としての技術進展シナリオをお示ししたものでございます。このシナリオにおきましては、天然ガスの一次エネルギー供給量は七千四百万トン程度と見積もられておりまして、現状よりも増えるということでございます。
私どもといたしまして、このような場合におきましてもエネルギーの安定供給を確保するために、地理的な近接性、それから資源国との中長期的な協力関係などを総合的に判断をいたしまして、LNGの供給源の多角化をしていく必要があると考えてございます。この際、競争力の高い米国のLNGの供給増加につきましては、これは供給源の多角化に貢献する可能性があると考えてございます。
今後、具体的なプロジェクトの経済性、供給開始時期、供給量などを官民で精査することが必要だと考えてございます。
44
古賀之士(立憲)
是非、国税の皆さんたち、税関ですね、税関の皆さんたちのやはり現場の意見もしっかりと聞き取りなども行って、その辺が問題が生じていたりすれば速やかにその対応を取っていただくようお願いをいたします。
日本とそれから米国の関税政策のディール、いわゆる取引の中で注目をされているのがアラスカのLNG開発についてでございます。
まず、資源エネルギー庁にお尋ねをいたします。
トランプ政権の目指すアラスカのLNG開発の概略として、どのようなプランだと把握していらっしゃいますか。で、我が国にどのようなメリットあるいはデメリットがあるのか、資源エネルギー庁、お答えをお願…
この発言のページ
45和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
お答え申し上げます。
まず、アラスカのLNGプロジェクトでございますけれども、アラスカ州の北部の既存のガス田から南部に向けまして新たに約千三百キロに及ぶガスパイプラインを敷設しまして、南部で約年間最大二千万トンの液化天然ガスを生産、輸出するプロジェクトであるというふうに承知をしてございます。また、アラスカガス開発公社の公表によりますと、パイプライン事業につきましては、二〇二五年の最終投資決定が期待されているというふうに承知をしてございます。
このプロジェクトにつきましては、我が国にとって、競争力の高いLNG供給が増加すれば、供給源の多角化に貢献すると…
この発言のページ
46
古賀之士(立憲)
ありがとうございます。
確かに、アラスカはアラスカでもかなり北の方で、しかもそのパイプラインは千三百キロという今お答えがありました。東京から鹿児島ぐらいまでなるんでしょうか。相当な長距離です。
ただ、それをやろうということも、実は今に始まったことではなくて、相当前にもこのパイプラインの計画というのが一回あって、そして立ち消えになったという経緯も詳しい方は御存じかと思います。
なぜまたこれが出てきたのかというと、一つは、例えばそういうアラスカの北方にあるLNGを活用する上で、例えば船を使ったりすると、それこそパナマ運河を通ったりとか、あるいは南米をも…
この発言のページ
- (上の発言)
47和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
お答え申し上げます。
まず、二〇四〇年度のエネルギー需給見通し公表してございますけれども、この中では、二〇四〇年、温室効果ガス七三%削減を前提にいたしまして、再エネ、水素、CCSなどの分野において技術革新が実現することを想定した上で将来のエネルギー需給の姿を一定の幅でお示ししているところでございます。
御指摘もございました、いわゆるリスクシナリオと呼んでおりますけれども、これにつきましては、その二〇四〇年度時点で脱炭素技術の開発が期待されたほど進展せず、コスト低減等が十分進まないような事態におきましても、エネルギーの安定供給を確保するべく、参考値としての技術進展シナリオをお示ししたものでございます。このシナリオにおきましては、天然ガスの一次エネルギー供給量は七千四百万トン程度と見積もられておりまして、現状よりも増えるということでございます。
私どもといたしまして、このような場合におきましてもエネルギーの安定供給を確保するために、地理的な近接性、それから資源国との中長期的な協力関係などを総合的に判断をいたしまして、LNGの供給源の多角化をしていく必要があると考えてございます。この際、競争力の高い米国のLNGの供給増加につきましては、これは供給源の多角化に貢献する可能性があると考えてございます。
今後、具体的なプロジェクトの経済性、供給開始時期、供給量などを官民で精査することが必要だと考えてございます。
48
古賀之士(立憲)
ありがとうございます。
そこで、武藤経産大臣にお尋ねしたいんですけれども、ベッセント長官は四月初旬のアメリカのCNBCの取材においてこう言っています。日本や、恐らく韓国、台湾が多くの資金を提供する、そうすれば関税引下げの代わりになるかもしれないとの発言なんですね。
アラスカのLNG開発の投資というので、例えばの話ですが、日本の自動車産業や基幹産業をしっかりと守っていくというこれ発想は、武藤大臣の中におありになるんでしょうか。
この発言のページ
49
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
LNGの位置付けにつきましては、今事務方の方からもお答えしたとおりであります。
私からすると、この今のアメリカのベッセントの御発言も含めて、アラスカのLNG開発に関して、具体的な検討内容ですとか米国とどのような議論を行っているかについては、外交上のやり取りでありますのでお答えは差し控えなきゃいけないとは思いますが、引き続き、あらゆる選択肢の中で、我々としては、何が日本の国益に資するのか、何が最も効果的なのかというところをしっかり考えながら取り組んでまいらなきゃいけないということだろうというふうに認識しているところであります。
この発言のページ
50
古賀之士(立憲)
全ての選択肢は否定はしないという理解だと今思っております。
では、次の質問です。
LNG開発の投資というのが一つ俎上に上っていますが、昨日の報道にもありましたが、我が国は米国側に対して日米造船黄金時代計画という提案をしているというような報道が出ております。いわゆる米国の造船業の再興に向けて、修繕能力の拡大、サプライチェーンの強化、また北極圏などで使われる砕氷船での協力など、これ実際に、この日米造船黄金時代計画というのはどのような内容で、米国側の受け止めはこれまでどのような感じになっているのか、米国側の受け止めも含めて今の現状を、内閣官房ですね、伺いま…
この発言のページ