奥家敏和経済産業省大臣官房審議官

2025年4月24日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 282 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 300 発言)

お答え申し上げます。

半導体の国内製造基盤の強化に加えまして、委員御指摘のとおり、国内における需要創出、需要を創出していく、これ両輪で進めていくことで、半導体の設計、製造のエコシステムを国内に構築していくことが重要であるというふうに考えております。

経済産業省では、そういった意味では、作ったいわゆる半導体、これを使いたいユーザー企業をきっちりと育てていかないといけないと。すなわち、設計ができる人たちというのはこれ重要になってくるということでございまして、先端半導体の設計開発を支援しています。

例えば、自動車業界と半導体業界が新たに立ち上げた技術研究組合、ASRAによる自動車用の先端半導体の設計開発への支援を通じまして、ラピダスが量産を目指す次世代半導体を含めて、各産業分野に需要創出をつなげていきたい、自動車でありますとか、あるいはそういった分野、それ以外のところをしっかりまた開拓していきたいと思っています。

また、ラピダス自身におきましても、昨年春にシリコンバレーにマーケティング拠点を設立しています。米国西海岸の半導体設計企業でマーケティング担当役員を務めていた人材をトップに登用するなどして、積極的なマーケティング活動を進めています。

こうした取組で、米国のIBMがAI半導体の製造委託先にラピダスを活用すると公表しておりますし、他の北米の新興企業との連携も進んでおります。

また、この前は、クエスト・グローバル、設計支援を行っている会社ですけれども、これは世界に顧客を持っているということで、ラピダスの先、クエスト・グローバルのその先に顧客がいるというような構造にもなってきている。国内でも、ラピダス、プリファードネットワークス、さくらインターネットとのAI計算基盤の構築に向けた提携も発表されています。こういったような形で着実に進展が見られているなと思っています。

今月からいよいよ千歳パイロットラインの立ち上げが開始される中で、今後、試作結果が出てくると、これを踏まえて顧客獲得が加速していくということを期待しております。

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