小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO

2025年4月17日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 92 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 221 発言)

平山先生、ありがとうございます。

我々の方の二ナノと言っておりましても、実はこれはいろんな種類の二ナノがございます。昨今発表されております二〇二五年に量産するであろうと言われる二ナノというのは、いわゆる初期型の二ナノでございます。ですから、私どもがこれ、今まさにパイロットを行ってこれから量産をしていくという二ナノというのは少し違います。

これは、サイズの方において、二ナノといっても実はいろんな種類の二ナノがあるんですね。我々の方の今まさにパイロットを進めておりますのは、サイズとしてもかなり小さい二ナノになっております。もちろん、二〇二五年に使われるであろうお客様は限定されたお客様になっております。大量に必要とする、そういうお客様になっておりまして、我々がこれから世界が必要にするいわゆる二ナノ、私どもの言っている二ナノですね、これが必要とするのは、やはり二七年以降にがあっとボリュームが上がってくるというふうに思っております。

もちろん、優れたT社においてはこれは早く行くと思うんですね。彼らはすごいですから、やはり我々の狙っているところもまた出してくる可能性があります。それに向けては、先ほど我々が申し述べましたように、スピードがあるんです。我々はスピードが圧倒的に速いんです。大体二倍から三倍ぐらいの速さでこれを製造し、しかもパイロットを回すことができます。ですから、歩留りの上がるスピード、あるいは開発をするスピード、量産に向かっていくスピードというのは圧倒的に速いんです。ですから、今その差が仮に一年あったとしても、これは十分にキャッチアップして、更にもっと先に行きますと、初期のところで遅れた部分がございませんから、必ずこれに追い付いて大きな世界になっていくというふうに考えています、技術的には。

もう一つちょっと言いたいことは、確かに二ナノの時代、確かに先端の二ナノ、あるいは我々が作る、失礼、初期の二ナノ、我々が作る先端の二ナノとあるわけですけれども、全体のマーケットは信じられないぐらい大きくなっていくんですね。ですから、真っ向から我々が勝負をして、ある程度必要だと言っている量に対して、世の中が必要としているAI半導体は全然足りないんです。ですから、真っ向から我々T社と戦うつもりはありません。ですけれども、ほかのところは、実はいろいろな情報から、非常に苦戦しているという話も聞いております。

ですから、我々は真っ向からT社と戦うつもりはなくて、この巨大なマーケットに対応して、我々のところがここを補足していく、あるいは互いにこれを振り分けてやっていくという世界に必ずなってくると思います。それでもまだ足りないんです。ですから、そういう形で我々のこの二ナノの技術ということをしっかりと進めていくということに関しては、今のところ自信がございます。

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