窪田修農林水産省大臣官房国際食料情報特別分析官

2025年5月29日・第217回国会 参議院 環境委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 194 発言)

委員御指摘のプロジェクトは、農水省が国際農業開発基金、IFADでございますけれども、と連携して、一昨年のG7宮崎農業大臣会合を機に立ち上げた民間セクター・小規模生産者連携強化イニシアティブの下での取組でございます。このイニシアティブは、海外からの原材料調達における持続可能性や品質の向上等を求める日本企業と、我が国の技術導入による品質や農業の生産性向上等を求める途上国生産地域を、国際機関の仲介で直接マッチングするものでございます。

この第一号案件といたしまして、昨年九月、タンザニアにおける持続可能なコーヒー生産プロジェクトを、我が国コーヒー企業と商社の御協力を得て立ち上げたところでございます。具体的には、タンザニア南部のムベヤ州で、気候変動等に強いコーヒー苗の導入、環境負荷の少ない農法の技術指導などを日本企業自らが現地で展開することとしており、本年五月には現地農園での実地指導も開始されたと聞いているところでございます。

タンザニア側の関係者からは、同国の主力産品であるコーヒー生産に対する日本企業からの投資を通じ、同国の小規模生産者の収入や生活水準を向上させる点で、日本側だけでなく、タンザニア側、タンザニアにも有益な取組であると高い評価をいただいているところでございます。

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